富里市議会 > 2021-09-01 >
09月01日-03号

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  1. 富里市議会 2021-09-01
    09月01日-03号


    取得元: 富里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 3年  9月 定例会(第3回)         令和3年第3回富里市議会定例会会議録(第3号)                  9月1日出席議員   1番  荒野峰之君          10番  沖田健二君   2番  河田厚子さん         11番  戸村喜一郎君   3番  國本正美君          12番  田口勝一君   4番  藤田 幹君          13番  大川原きみ子さん   5番  井上 康君          14番  布川好夫君   6番  柏崎のり子さん        15番  江原利勝君   7番  岡野耕平君          16番  高橋益枝さん   8番  鈴木英吉君          17番  猪狩一郎君   9番  櫻井優好君          18番  野並慶光君           …………………………………………………欠席議員  なし           …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        五十嵐博文君  都市建設部長    相川裕史君  副市長       山根康夫君   教育長       吉野光好君  総務部長      粕谷幸夫君   教育部長      金杉章子さん  企画財政部長    山室俊夫君   消防長       榊原 孝君  健康福祉部長    森 秀樹君   総務課長      中川幸雄君  経済環境部長    長谷川敏彦君  社会福祉課長    高橋正浩君           …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    加藤浩史    主査補       齊藤貴士  次長        岡村和宏    主査補       吉田貴一           …………………………………………………議事日程               議事日程(第3号)             令和3年9月1日 午後1時開議 日程第1 一般質問           …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 一般質問           …………………………………………………             …………………………………              午後1時00分 開議             …………………………………出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) これから本日の会議を開きます。…………………………… △日程第1 一般質問…………………………… ○議長(野並慶光君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) とみさと至誠会の荒野峰之です。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。 今現在も新型コロナ感染症の猛威は衰えず、今後の展開は予想がつかない状況にあると考えます。富里市においても、ワクチン接種は速やかに実施される一方で、長引く緊急事態宣言によりアルコール類の提供自粛などにより市内事業者は悲鳴を上げております。 そこでお伺いいたします。 1 市内商工業に対する支援について (1)コロナ禍における市内事業者への支援は。  ア 窓口対応について  イ 融資制度の周知について (2)商工会との連携は。 次に、教育関係ですが、今年6月28日に近隣市において痛ましい事故が起こりました。同じ子を持つ親としては、大変心苦しく感じているところでありますが、富里市教育委員会として迅速に市内危険箇所を調査したと聞いております。しかしながら、今後そのような痛ましい事故が二度と発生しないようにするためには、富里市として児童の通学路の安全確保をあらゆる角度から検証する必要があると考えます。 そこでお伺いいたします。 2 市内小・中学校指定通学路について (1)現在の危険箇所の把握について (2)今後の対策について 以上、よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。 ◎市長(五十嵐博文君) 荒野議員の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 市内商工業に対する支援についてでございますが、コロナ禍における市内事業者への支援における窓口対応につきましては、現在、商工観光課において、従来からの中小企業の運営に必要な経費、利子補給及び原資の預託による富里市中小企業資金融資制度や、中小企業信用保険法で定める要因によって経営の安定に支障が生じている事業者の資金調達の円滑化を図るためのセーフティネット4号・5号、危機関連保証における認定申請受付業務を実施しております。 また、市の独自支援策として、地域経済の活性化や市内における消費の喚起・下支えを目的とした、とみさと元気アップ商品券事業換金受付業務や、商店会の活性化を目的とした富里市商店会活性化事業補助事業も、引き続き窓口にて実施しております。 そのほか、県で実施している感染防止対策協力金中小企業等事業継続支援金などの制度の周知及び申請書の配布を行っているところでございます。 なお、令和2年度は、市独自支援策として、事業活動の維持または継続に要する費用に対して中小企業等経営支援金を交付したほか、国が実施した持続化給付金申請に係る申請書等の配布を実施いたしました。 直接窓口に御相談に来庁されました事業主に対しましては、制度についての説明や御相談に関する御案内など、丁寧に対応させていただいているところであり、電話や電子メールでのお問合せにつきましても、同様に対応しているところでございます。 次に、融資制度の周知につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染状況により、融資制度の変更などが多くございますので、漏れのないよう情報収集に努め、随時、市公式ホームページに掲載・更新するとともに、富里市商工会や市内金融機関に御協力いただき、周知を図っております。 次に、商工会との連携についてございますが、各種支援策について情報を漏れなく提供し、富里市商工会のホームページに掲載していただくとともに、商工会会報にチラシ等の同封をお願いし、配布していただいております。 今後も引き続き、商工会と密接に連携し、市内事業者への支援に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。 ◎教育長(吉野光好君) 荒野議員の一般質問にお答えいたします。 市内小・中学校指定通学路についてでございますが、現在の危険箇所の把握につきましては、87の事案を把握しております。 この危険箇所は、近隣の通学路における重大事故を踏まえ、緊急的な対応として、各学校が危険箇所の再確認及び児童・生徒への安全指導の徹底を図る中で報告があったもののほか、教育委員会はじめ成田警察署道路管理者などで構成される通学路安全推進会議の定期的な取組に向けて調査された内容となっております。 次に、今後の対策についてでございますが、通学路安全推進会議を中心に関係機関による合同点検等を進め、安全対策の協議・実施、効果の確認、改善へと取り組んでまいります。 具体的な安全対策につきましては、緊急的に先行できるものと計画的に進めていかなければならない整備がございますので、児童・生徒には、具体的な安全指導を継続して行い、登下校の安全確保を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 答弁ありがとうございました。 再質問のほうに移らせていただきます。 まず、市内商工業に対する支援として、アの窓口対応についてなんですが、市長答弁にもありましたけれども、事業者さんに対して窓口対応、具体的にはどのような対応をされているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 荒野議員の再質問にお答えいたします。 事業者支援に関する窓口対応といたしましては、商工観光課商工振興班職員3名に加え、観光振興班の5名も協力し、商工観光課内で連携を図り体制を整えております。 また、市の独自支援策であるとみさと元気アップ商品券事業につきましては、令和2年12月21日から令和3年5月21日までの開庁日は、コールセンターに他部署から応援職員2名を配置、現在実施しております商品券の換金業務につきましても同じく2名を配置、お越しいただいた方々のニーズに配慮させていただきながら、全庁体制で対応させていただいているところでございます。 なお、市の独自支援策以外の国や県の支援策についての来庁者や問合せ等につきましては、課内で連携を図り、パンフレットを用いた説明など丁寧に対応させていただいております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 市内の事業者さんですけれども、窓口に来ていらっしゃる事業者さんに対しては丁寧にいろいろ対応していらっしゃるとは思うんですけれども、窓口に来られない方、また国も県もいろんな対策、支援策を出していると思うんですけども、いまいち事業者さんは隅から隅まで、一から十まで支援策、目を通すということがなかなか難しいとまた聞いております。 そこで、窓口対応としては丁寧にされているというのは理解できたんですけども、いろいろある支援策、特に融資制度、こちらの周知についてはどういった具体的なことはしていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 新型コロナウイルス感染症が出てきて以来ですが、緊急事態宣言等の発令時には新聞折り込み等によりまして、支援パッケージの御案内を差し上げる際、国や県などの支援策につきましても漏れなくお知らせをさせていただいております。 また、ホームページでの情報掲載につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大の初期からトップページにおいて、新型コロナウイルス感染症関連としてまとめられておりまして、その中で国・県・市の支援をそれぞれ掲載をさせていただいているところでございます。 なお、全市民が情報の対象となります、とみさと元気アップ商品券など市の独自支援策につきましては、メインビジュアルで掲載をさせていただいてまいったところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) トップページコロナ支援策、文章ですか、文として、文字として掲載しているのは重々理解はできるんですけれども、こちらの今おっしゃったとみさと元気アップ、8月31日で市民の方の利用が終わるということで、こちらのメインビジュアルに、またこの文字としてではなく、メインビジュアルで視覚で事業者さんに訴えていくようなことは考えていらっしゃらないでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長
    経済環境部長長谷川敏彦君) 事業者の方、御利用者の皆様に分かりやすい配慮という点では必要な考えと存じますので、今後の掲載につきましては検討させていただいてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) ぜひ、事業者さん、先ほども言いましたとおり、いろんな支援策があるのは重々分かっているんですけども、それをできればもう一歩丁寧に行政として宣伝といいますか、そういったことを考えていただければと思います。 次に、行政だけではなく、富里市には商工会という事業者への支援をする組織がございます。(2)の商工会との連携なんですけども、今現在、コロナの支援策、市長答弁にもありましたけれども、金融機関と連携した周知とありますけれども、具体的にはどのような形で実施されているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) お答えいたします。 金融機関をはじめとした支援策に関する商工会との連携ということでお答えをさせていただきます。 従来からございます市の制度融資につきましては、商工会や金融機関にパンフレットをお配りし、資金繰りや融資の相談があった場合、事業者などに周知をお願いしております。 また、コロナ禍におきましては、新型コロナウイルス感染症に対応した事業者に有利な支援策を市、商工会、金融機関が情報を共有しまして周知をしているところでございます。 特に中小企業信用保険法によるセーフティネット関連保証の申請は、受付窓口が民間金融機関になりますことから、商工会や金融機関と情報を共有し、事業者に周知を図っているところでございます。 なお、商工会では日本政策金融公庫が扱う新型コロナウイルス対策特別貸付や商工会員に限定した新型コロナウイルス対策マル経融資の相談・申請受付を行っていらっしゃいます。 今後も、最新の情報把握に努めまして、商工会との連携を図ってまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 大変丁寧な答弁をありがとうございます。 今ワクチン接種が日本国内でも速やかに実行されて、その一方で、事業者の皆さんとしては、経営者としては先を見ていくんですけども、年末年始、年を越せるかという不安がもう既に不安な事業者さんはたくさんいらっしゃいます。国も県も市としてもいろいろな対応はされているとは思うんですけども、今後も市内の事業者さんに対していろいろな情報を発信していっていただければと思います。 答弁は結構です。 次に移ります。 2の市内小・中学校指定通学路について、こちらも教育長のほうから大変丁寧な答弁をいただきました。 再質問なんですけれども、まず危険箇所の把握につきましては、87の事案をとお答えしていらっしゃいますけども、その87の事案の内訳といいますか、詳しくお聞きかせ願えますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 荒野議員の再質問にお答えいたします。 87事案の具体的な数字についてのお尋ねですけれども、緊急的に先行できるものは歩行部分を分かりやすくすることや注意喚起の標示などについて16か所でございます。そのほか71事案につきましては、計画的な工事等を要するものが48事案、既に対策を講じているものの引き続き安全指導を強化すべきものが23事案となっております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) ありがとうございます。 こちらの内訳、今お伝えしていただきましたけども、この中で指定通学路の数というのは分かりますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 富里市教育委員会で指定している通学路の数ですけれども、現在242路線でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 危険箇所ということで、主に指定通学路、道路とか横断歩道とかそういった関係で理解するところであるんですけれども、例えばある小学校区では、通学路として危険箇所として、例えば貯水池に対して、貯水池があるところに危ない、入るなといった、そういった看板による周知をしていると思うんですけれども、例えば道路以外の貯水池とかそういった児童に対しての危険箇所というのはどのぐらいあるか、承知されているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 看板を設置している貯水池については、大変申し訳ないんですが把握はしておりません。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) やはり先ほども言いました危険箇所ということでいえば、道路に限らず、いろんな様々な危険箇所があると思うんですね。 それで、教育長のほうから答弁いただきましたけれども、この87の事案、内訳はお伝えしていただきましたけども、各小・中学校の学校区での件数というのは把握していらっしゃるんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 学校区ごとの件数についてのお尋ねなんですけれども、住民の方から直接お寄せいただきました事案も含めまして、小・中学校区で整理いたしますと、富里小学校区が23件、第一小学校区が8件、南小学校区が9件、浩養小学校区が8件、日吉台小学校区が6件、根木名小学校区が4件、七栄小学校区が5件、富里中学校区が9件、北中学校区が7件、南中学校区が8件となります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) やはり全体からすれば87事案上がっているということで、結構な数字かなと思うんですけれども、一方で学区ごとで、今回答いただきましたけれども、学区にすると件数が1桁、多少寂しいと言っては何ですけども、若干少ないような受け取り方を今しているんですけれども、先ほど通学路安全推進会議を中心とありましたけども、関係機関というのはどのような関係機関があるんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 通学路安全推進会議につきましては、通学路の安全を確保するため、本市の教育委員会都市建設部建設課総務部市民活動推進課、校長会、PTA連絡協議会の代表のほか、成田警察署成田土木事務所をメンバーとし、危険箇所の合同点検や安全対策の協議等を行っていく組織でございます。 この通学路安全推進会議で協議された安全対策に基づきまして対策を実施していく、教育委員会をはじめとする各学校、各道路管理者成田警察署が関係機関となっております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 今の答弁にありましたけれども、通学路安全推進会議、こちらのメンバー構成の中でPTA連絡協議会の代表ほかとありますけれども、このメンバーの中では保護者となるとこの協議会の代表の方だと思うんですけども、ほかにもいらっしゃるんですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 保護者といたしますと、PTA連絡協議会の代表だけとなります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) また、こちらの通学路安全推進会議なんですけども、年に1回だけと自分の中では認識しているんですけども、どうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 通学路安全推進会議、また通学路合同点検はそれぞれ1回でございます。 しかしながら、本市ではこのたびの事故を踏まえまして、庁内の関係各課で組織する通学路安全点検連絡会を設置しております。通学路安全推進会議や合同点検で協議を行った事案について、計画的に実施し、またその効果を確認し、通学路の安全が確保されるよう継続的に改善を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) そうすると、近隣市であった事故に対して迅速に対応してということだと思うんですけども、また、教育長の答弁で緊急的に先行できるものとありましたけども、その先行できるものの具体例として何がありますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 具体例につきましては、道路構造に影響のない範囲で行う安全対策として、道路の路側帯に緑色に着色するグリーンベルトや通学路であることをドライバーに知らせる路面標示、注意喚起看板の設置などを考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 緊急的に、これだけいろいろな具体例を挙げていただいて実行していただきましてありがとうございます。 また、緊急的なものはこれであれなんですけども、今後計画的に進めていくものとして具体的なものは何かありますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 計画的な安全対策につきましては、比較的に時間を要する用地取得などを伴う道路拡幅や歩道整備工事、横断歩道の設置など、関係機関と十分な協議が必要なものがございます。皆様の御理解をいただきながら進めていく必要がある整備のことと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) やっぱり計画的にとなると、いろいろな関係機関といろいろな情報交換をしながら進めていかれることがいいことだとは思うんですけども、やはり計画的に進めていく中で児童の登下校の安全確保として、関係機関の中にもうちょっと登下校の安全確保の具体的なものを挙げていただけますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 登下校の安全確保についてのお尋ねですけれども、交通安全のほか防犯の観点も含めまして具体的な安全指導を継続しながら、子供たちの安全を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 子供たちの安全を図っていく中で、先日の一般質問でも御答弁いただいた部分があるんですけども、担任の先生が生徒たちに安全指導を行うということは先日聞いたわけではありますけども、子供たちの安全確保という観点では、保護者だけではなくて地域の方、こちらの意見というものを反映されるべきだと思うんですけども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) このたびの学校からの報告では、これまでのPTA等の要望を踏まえたものになっております。 また、学校によりましては、取りまとめに当たりまして高学年、5、6年生の児童に危険箇所を聞いたり、また児童を通じて保護者の要望を伺った内容となっております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) そういった直接児童に危険箇所を聞いたりとか、そういった実際の学校からのアクションというのは非常に大事だと思うんですね。 学校からの報告ということなんですけども、先ほどPTA等の要望、こちらが先ほど各学校区ごとの件数をお聞きしましたけれども、やはりもうちょっとPTA、各小学校区の意見というのを、地区によって温度差があると思うんですけども、その辺はいかがですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 本来であれば、今回の事故を受けまして、緊急的な保護者会などを開いて情報の把握に努めるべきであったかと思います。 しかしながら、コロナ禍でございましたので、なかなかそういったことにも及びませんでした。今回、これまでの情報を基本に、また新たにお寄せいただいた情報を加えた内容となっております。 今後につきましては、2学期に入りましたので、この後、子供の声であったり、また保護者の方々の意見をしっかりと受け止めながら進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) ありがとうございます。 やはり従来ある通学路安全推進会議あと重大事故を踏まえて連絡会が開催されて、今後も継続されていくんでしょうけども、やはりそういった話合いの中に通学路安全推進会議、下の各PTA、そちらでやっぱり事細かに情報を収集していく必要があると思うんです。 そこで、やはり保護者の方もそうですけども、その学区に住んでいらっしゃる地域住民の方とか事業者さんとか、いろいろな角度からやはり意見を吸い上げていく必要があると思うんです。 そうすると、6月議会でも質問させてもらいました。やっぱり令和4年度に実行されるコミュニティ・スクール、こちらは非常にこういった指定通学路とか危険箇所、こういったことに対してもコミュニティ・スクールというのは有効な手段だと考えているんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) コミュニティ・スクールの導入によりまして、登下校の安全対策についても地域と共通の目標として取り組むことができるものと考えます。 今後も地域ぐるみで安全意識の向上が図られるように進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 千葉県の教育長のほうでもコミュニティ・スクールの導入をかなり推進しているとお聞きしています。それで、富里市も次年度から導入する方向では動いていらっしゃると思うんですけども、全体的にもそうなんですけども、一連のやり取りでお伝えさせてもらいました子供たちの児童に対する安全確保、こちらのほうをぜひ来年の実行に向けて、ぜひいろいろな角度から協議していっていただければなと思います。 以上で自分の一般質問を終わりにします。 ○議長(野並慶光君) これで荒野峰之君の質問を終わります。 しばらく休憩します。              午後1時33分 休憩             …………………………………              午後1時34分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、高橋益枝さん。 ◆(高橋益枝さん) 自民の会の高橋益枝です。これから一般質問をさせていただきます。 1 定住人口について (1)交流人口の創出、拡大について (2)関係人口の創出、拡大について  ア 関係案内所の設置について (3)定住人口の創出、拡大について 2 子供の福祉・教育について (1)医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律について (2)ヤングケアラーについて  ア 本市における実態の把握について  イ 本市における取組について 3 防災について (1)車中泊の対策について 4 重層的支援体制整備事業について (1)市の取組について 5 「おくやみコーナー」の設置について (1)本市における死亡届に関連する行政諸手続の一元化についての考えは。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。 ◎市長(五十嵐博文君) 高橋議員の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、定住人口についてでございますが、交流人口の創出、拡大につきましては、新型コロナウイルス感染症が蔓延する以前は、富里スイカロードレース大会や富里市すいかまつりなどを開催する中で、観光やレジャーなどにより富里市を訪れる交流人口の創出に努めてきたところでございます。 令和4年度は、市制施行20周年という節目の年であり、各イベントを再スタートさせ、市民の皆様と共に祝うことで、交流人口の拡大も図れるよう、本市のさらなる発展に向けた契機にしてまいります。 また、令和4年度のオープンを目指しております(仮称)末廣農場においても、観光交流の拠点として、本市の魅力を発信し、さらなる交流人口の創出、拡大につなげてまいります。 次に、関係人口の創出、拡大についてでございますが、関係案内所の設置につきましては、地域住民とのつながりや本市のイベント情報発信など、地域の窓口としてその役割は重要であると認識しております。 現在、関係案内所の役割を担うものとして、令和3年4月に市役所庁舎内に観光ブースを新たに設置し、市の特産品であるスイカなどの地域資源情報を発信しているところでございます。 また、人と人とのつながりをつくる、とみさと市民活動サポートセンターでは、市内外を問わず、本市に関わる様々な人とのつながりによる活動を支援することで、さらなる関係人口の創出、拡大に努めております。 次に、定住人口の創出、拡大についてでございますが、本市では、子供から高齢者まで誰もが暮らしやすいコンパクトシティ実現のため、市街化区域内の用途地域の見直しや、豊かな自然環境を保全するための森林再生への取組、子育て支援の充実など、定住につながるまちづくりを進めているところでございます。 今後につきましては、これまでの取組をさらに加速し、より一層推進するとともに、本市の最大の特性である「緑多く、自然豊か」であるという点に加え、商業地や空港に近いなどの利便性を最大限に生かし、自然と触れ合いながら、ゆとりのある生活や子育てができる環境づくりを進め、選ばれるまちづくりを目指し、定住人口の創出、拡大につなげてまいります。 次に、子供の福祉・教育についてでございますが、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律につきましては、日常生活及び社会生活を営むために、恒常的に人工呼吸器による呼吸管理や、たんの吸引等を受けることが不可欠である医療的ケア児と、その御家族に対し、日常生活及び社会生活を社会全体で支援することを基本理念として、令和3年6月に公布されました。 同法では、相談体制の整備や情報共有の促進、支援を行う人材の確保、保育所や学校における看護師等の配置、また、医療的ケア児支援センターの設置等の施策が定められております。 本市の医療的ケア児への支援の状況につきましては、令和3年4月に基幹相談支援センターを設置し、医療的ケア児等コーディネーターが中心となり、庁内や外部機関と連携し、適切な医療・福祉サービスの提供に努めているところです。 今後はさらに、医療的ケア児とその御家族の支援体制や環境づくりの拡充に向け、関係機関と連携して取り組むとともに、医療的ケア児が成人となった後も、継続した医療・福祉サービスが提供できるよう支援を行ってまいります。 次に、防災についてでございますが、車中泊の対策につきましては、本市では、災害発生時または災害が発生するおそれがある場合において、災害対策基本法の規定に基づき、市民の皆様に対し、避難の指示等を行っております。 また、避難の指示をする際には、指定避難所である小・中学校の体育館やコミュニティ施設等を避難先として周知をしております。 車中泊につきましては、令和3年5月に内閣府により示された避難情報に関するガイドラインにおいても、エコノミークラス症候群等を発症する懸念があるため、一時的な避難先としてやむを得ず車中泊をする場合と限定的に記述されております。 また、関連する避難方法のパンフレットにおいても、車中泊は推奨されておらず、行政が指定した避難場所への避難、安全な親戚・知人宅への避難、安全なホテル・旅館への避難、土砂災害以外では、建物の上位階へ避難する屋内安全確保の四つの方法が示されております。 このようなことから、本市としては、避難者が車中泊をすることなく指定避難所へ避難をしていただけるよう、感染防止策とプライバシー保護に配慮した屋内テントを配備しております。 さらに、コロナ禍におけるソーシャルディスタンスの確保のため、避難所の収容人員が従来よりも少なくなることから、民間宿泊施設と災害時応援協定を締結し、収容数の確保に努め、災害に備えているところでございます。 次に、重層的支援体制整備事業についてでございますが、令和3年4月に改正された社会福祉法において、新たに位置づけられた事業であり、これまで個別に行われてきました福祉分野の各事業を一体的に実施することにより、分野を問わず、複雑・多様化した課題に対し、効果的な支援を行うものでございます。 本市の取組につきましては、各課の窓口において把握した様々な個別事案に対し、庁内や福祉事業者などと情報共有を図り、迅速に連携支援が行えるよう、包括的な支援体制の構築に努めてまいりました。 また、令和3年4月からは、支援を必要とする方々の身近な窓口として福祉総合相談窓口を開設し、相談機能の強化を行いました。 今後は、現在の相談支援体制をさらに充実させるとともに、本事業に位置づけられている参加支援としての見守りや就労への支援、また、市民の交流の場となる地域づくりに向けた支援の各事業について、きめ細やかに取り組んでまいります。 次に、「おくやみコーナー」の設置についてでございますが、本市における死亡届に関連する行政諸手続の一元化についての考えはとの御質問につきましては、本市では市民課に死亡届が提出された際に、亡くなられた方の健康保険の加入状況等の住民記録を基に異動連絡票を作成して関係各課との情報共有を図り、御遺族の方の各種手続が円滑に進むよう努めているところでございます。 また、必要となる行政手続をまとめた案内チラシにより、御遺族の方へ各種手続や担当課を御案内させていただくなど、丁寧な対応に努めております。 高齢化の進展により配偶者が高齢となるケースや、世帯構成や家族形態の変化により御親族の関係性も多様となり、多岐にわたる手続の負担感が一層増加することが予想されることから、引き続き丁寧な御案内に努めるともに、死亡届に関連する手続の一元化につきましては、先行する自治体の取組を参考に、本市の実情に合った方法を研究してまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。 ◎教育長(吉野光好君) 高橋議員の一般質問にお答えいたします。 子供の福祉・教育についてでございますが、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律につきましては、今後の学校の対応としまして、医療的ケアが必要な児童の教育について心身の状況等に応じた適切な支援が図られるよう努めてまいります。 次に、ヤングケアラーについてでございますが、国が実施した全国の実態調査の内容につきましては、関係各課と情報共有しているところでございます。 本市における実態の把握についてでございますが、児童・生徒、保護者からの相談など情報収集に努めているところでございますが、ヤングケアラーとして把握している件数はございません。 今後については、児童虐待に関する事案の一つとして捉え、定期的な個人面談やアンケート調査、家庭訪問等を行いながら、個々の状況把握に努めるとともに、ネグレクトなど児童虐待が心配される家庭については、関係機関と連携を図りながら適切に対応してまいります。 次に、本市における取組についてでございますが、学校側がヤングケアラーである子供たちに気づきやすい場所であることや、子供を取り巻く家庭環境や家庭内事情に対して十分な配慮と慎重な対応が必要であることを踏まえ、今後は教職員に対してヤングケアラーに関する職員研修を実施し、早期発見に向けた取組を進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さん。 ◆(高橋益枝さん) それでは、再質問させていただきます。 まず、(1)の交流人口の創出、拡大についてでございます。 コロナ禍の中で、毎年行われていたイベントなどがやむを得ず中止になっています。その中で市制20周年は市民の皆様とのお祝いとして計画し、また、(仮称)末廣農場のオープンにも交流人口の拡大を図られているようなので、これから期待したいと思います。 そこで、今までこれらのイベントに来られた方、すいかまつりとかそういうのですね、また、ふるさと納税等で交流のある方で、もしも住所とかそういうのを差し支えのない方に、継続して富里市を忘れないようにしていただくために広報等を送付するのはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 山室企画財政部長。 ◎企画財政部長(山室俊夫君) 高橋議員の再質問にお答えいたします。 ふるさと納税等交流していただいた方に継続して広報紙等を送付するのはいかがでしょうかという御質問の御趣旨かと思います。 ふるさと応援寄附金を頂いた方への広報等の送付につきましては、現在のところ、広報紙は送ってございませんが、お礼と併せて引き続き御支援いただきたい旨を添えたお手紙を送らせていただいているところでございます。 今後は、本市の魅力をお伝えする効果的な情報発信に努めるとともに、広報紙の送付に限らず、その必要性を含めて研究を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さん。 ◆(高橋益枝さん) イベントがないので、忘れ去られないようにそういういろんな情報を送っても差し支えない方がいたら、継続して送っていただけるとずっと忘れられないで、また富里市に来ていただけると思いますので、よろしくお願いします。 次に、関係人口の創出、拡大についてです。 市役所庁舎内の観光ブース、または市民活動サポートセンター、(仮称)末廣農場等が役割を担ってこれからいくようですが、日本農業新聞によりますと、2020年10月、国交省は、特定の地域に住んでいなくても継続して関わる関係人口が1,822万人いるとの推計値を発表しています。また、2021年、今年3月には全国で1,827万人と約5万人増えています。 3月議会で関係案内人について質問しましたが、関係案内所における受け入れる地域のまとめ役としてそちらのほうも考えていただきたいと思います。 今、この農業新聞によりますと、移住者など地域と都市の両方の視点を持つ人を関係案内人と位置づけ、この前の3月議会でも関係案内人について私質問しております。それと同時に、今度関係案内所ですね、そのことを質問しました。行政のこれは役目だと思いますので、これからますます関係人口が増えるように、コロナ禍の中ですけれども、努力していただきたいと思います。 次に、定住人口の創出、拡大についてでございます。 これからいろいろな仕組みづくりが必要になると思いますが、交流人口から関係人口、そして定住人口へと一連の流れの中で定住された方の件数は把握していますか。 ○議長(野並慶光君) 山室企画財政部長。 ◎企画財政部長(山室俊夫君) 交流人口、関係人口から定住人口への一連の流れの中で定住された方の件数は把握されておりますかとの御質問でございますが、交流人口から定住人口までの一連の流れの中で定住された方につきまして、仕事や家庭の事情等様々な理由により富里市民になられている状況の中、定住につながった件数としては現在把握しておらない状況でございます。 交流人口、関係人口から定住人口への移行の把握は非常に大切なことであると考えておりますので、的確な人口把握を行うため、引き続き調査研究を行うとともに、定住人口の創出、拡大に今後とも努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さん。 ◆(高橋益枝さん) また日本農業新聞なんですけれども、今コロナ禍のためかどうか分かりませんけども、地方回帰が進んでいるようです。その中で鹿児島市のかごしま市IJU倶楽部、移住倶楽部ですね、それには宿泊、食事代割引、レンタカー代20パーセントオフ、不動産業者の手数料割引とかそういう条件をつけて移住を、市内を訪ねたり引っ越したりする際の負担を軽くする、そういう支援があるそうです。 また、地方への移住情報を提供する、有楽町の交通会館の中にあるんですけれども、ふるさと回帰支援センターがあります。そこでは、移住ランキングを調べています。関東の中では三つの茨城県、栃木県、神奈川県がどんどん移住・定住が上がっております。 千葉県はと思いまして調べましたら、入っていませんでした。県庁に問い合せましたら、ブースはありますということで、ホームページを見たら、ほかの県は結構広いんですけど、幾つかの県が非常に狭い、小さいブースが載っていました。ですので、千葉県としてはそういう移住・定住の流れを把握していないような感じでした。 また、千葉県香取市では、テレワークで転入・居住した人に向けた移住奨励金の支給を始めました。事業費は150万円で、2人以上世帯に10万円、単身世帯には5万円を支給する。市企画政策課によると、新型コロナウイルスの影響でテレワークが浸透し、地方暮らしへの関心も高まっており、移住者獲得の好機と見て実施するということです。 対象者は、テレワークの実施状況を証明できる、1年以内市内に住み、市内に住所を有することについて制約した。また、市内に転入し住所を有する、また暴力団員でない人。市ホームページから書類をダウンロードし申請するというふうになっています。 これから10年後、20年後を考えて、今から少しずつそういう手当てを行っていってほしいと思います。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さん、質問に移ってください。 ◆(高橋益枝さん) そういういろいろなところで移住人口を増やすような政策があります。 ふるさと回帰支援センターは、県でなくても市でもできますので、まずそういうところから考えていってください。お願いします。 次に、子供の福祉・教育について。 (1)医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律について。 これは今年6月11日、医療面の介助が必要な医療的ケア児への対応を強化する議員立法、医療的ケア児支援法が11日、参院本会議で全会一致で可決、成立しました。ケア児にとって必要な措置を講じるよう、国や自治体に義務づけています。 先ほどいろいろ御答弁いただきました。その中でも、やはりケア児の保護者は登下校に付添いを求められたり、保育所で預かってもらえなかったりするため負担が大きい。そこで、支援法は、学校や保育所に看護師や介護福祉士を置くといった必要な措置を求めたそうです。 先ほども説明いただきましたけれども、法律の中で国、地方公共団体の責務と保育所の設置者、学校の設置者等の責務が載っています。それは、保育所における医療的ケア、その他の支援、学校における医療的ケア、その他の支援、それが学校の設置者の義務となっております。 ですので、今までもそういうお子さんがいらっしゃいました。保護者の方がずっとついていないと学校にも行けなかった状況もありました。ですから、これからはそういうこともなくなると思いますので、この担当者の方にはそういう医療的ケアが必要なお子さんがいたらしっかり見守ってあげてください。お願いします。 次に、(2)ヤングケアラーについてです。 ア、本市における実態の把握についてですが、ヤングケアラーというのは、虐待の中にも入っているお子さんもいるかもしれません。でも、慢性的な病気や障害、精神的な問題などがある祖父母、両親、兄弟など身近な家族の介護、世話をしている子供と位置づけられています。 国が行った全国初調査では、高2は4.1パーセント、4割がほぼ毎日ですね。中学と高校の調査を行って、まだ小学校はこれからのようです。高2と中学2年生を調査しました、5.7パーセント、約17人に1人が世話をしているお子さんがいると回答しています。 政府は、2022年度からの3年間をヤングケアラー認知度向上の集中取組期間と位置づけ、現在2割に満たない中高生の認知度を5割以上に上げることなどを盛り込みました。 4月に政府が公表しました中高生への実態調査では、中高生の8割以上がヤングケアラーという言葉を聞いたことがないと回答しています。学校側も約4割が言葉を知らない、聞いたことがあるが具体的に知らないと答えています。 政府は、子供自身が支援を受けられる可能性や必要性を理解するためにも啓発が重要と判断し、これからイベントなどを通して子供への浸透を図るそうです。 子供の過度なケア負担が表面化しづらいのは、周囲の大人がヤングケアラーを介護力とみなしてきたからでもあるそうです。このため政府は、自治体などに周知し、子供によるケアを前提とした介護計画が作成されることがないよう、家庭環境の丁寧な分析を求めるとなっています。 先生方には、その中でやはり周知が大事ですね、まだあまり皆さん知られていないので。その中で先生方には周知されていますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 高橋議員の再質問にお答えいたします。 ヤングケアラーについての教員への周知へのお尋ねですけれども、令和3年5月21日付で文部科学省初等中等教育局児童・生徒課からヤングケアラーの支援に向けた連携プロジェクトチームの公表について事務連絡がございましたことから、学校に対しましてヤングケアラーの概念の周知や教育相談体制の整備・充実など、ヤングケアラーに対する必要な支援が行われるよう対応への依頼を行いました。 学校は、児童・生徒が多く時間を過ごす場であり、毎日の登校状況や学習の様子からケアラーであるかどうかの把握がしやすい場であると認識しております。その中で、本来やるべきことができない児童・生徒については、家庭環境等に問題がないか確認を行っております。 また、早期発見のチェックリストなどの活用についても教職員に引き続き周知を図ってまいりたいと考えております。 また、学校内での対応方法などにつきましては、研修会等を行い、早期発見に努めてまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さん。 ◆(高橋益枝さん) なるべく早期発見、1分1秒でも見つけてあげてください。いないということはないと思われますので。 それから次に、そのお子さんたち、調査に寄せられたお子さんたちの声、睡眠時間が削られ、授業中眠くなったり集中力が切れたりする。休校中は預かってくれるところがなく、別の兄弟と交代で世話をした。勉強ができなかった。今日一日どう過ごすかでいっぱい。支援施設をもっと増やし、お願いしやすい環境になってほしい。ヤングケアラーが世話をしている人を施設で預かり、学校に行けるようにしてほしい。ヤングケアラー相談の公式のLINEがあったらいい。また、話を聞く大人が必要。否定はせず話だけ聞いてほしい。そういうお子さんたちの声が、これは千葉日報ですが、出ていました。 そういうことで、富里市では今現在把握されていないようですが、介護ですと、介護とか世話をしているお年寄りですと、介護保険を使えるはずなんですね。でも、子供にとって分からない場合もありますよね。そうしたら、やはり介護保険を使って、おじいちゃん、おばあちゃんとかそういう人たちをこういう施設に預けるとか、そういうことも教えてあげられるわけですね。 ですから、1分1秒でも早く救ってあげていただきたいと思います。 以上です。 次に、防災について、(1)車中泊の対策について。 本日9月1日は防災の日です。メールが来ました。8月30日から9月5日まで防災週間になります。 今車中泊のことについて質問していますけれども、車中泊しないで済むにこしたことはないんですよね。でも、小さい子や体が不自由な家族がいたり、そうしてやむを得ず車中泊を選ぶ人もいると思います。やむを得ない事情によりどこで車中泊しているか、効率的に把握する体制を考えることはできないでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 高橋議員の再質問にお答えいたします。 やむを得ない理由により車中泊せざるを得ない避難者を効率的に把握する体制についてでございますが、避難者がどこで車中泊をして避難をしているか、これを市で把握することは非常に困難な状況でございます。 そのため、まず市が指定する避難所へお越しいただきまして、避難者カードを御記入、提出いただくことで市でも避難者の方の情報を把握することができますので、そのような形で御案内をしたいと思っております。 また、避難所にお越しいただくことでトイレの利用、また物資の配布などを受けることなども可能となりますので、そのような形で把握に努めたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さん。 ◆(高橋益枝さん) 今度は毎日新聞なんですけども、2016年4月、熊本地震から5年になるのを前に毎日新聞が東京都と全国の道府県庁所在市に災害時の車中避難対策についてアンケートをしたところ、車中泊のための場所を十分確保できていると答えたのは5市ありました。住民がどこで車中泊をしているか効率的に把握する体制が構築できているとの回答も11市にありました。新型コロナウイルス感染の終息が見通せない中、対策が遅れているのではないかなと思われます。 熊本地震は、最大震度7の激震に2度見舞われました。車中泊の場所が広域に分散したため、把握が難しく、行政の支援が遅れ、車中泊後に体調を崩して死亡し、震災関連死に認定される人もいたようですね。 また、熊本県はそういう車中泊のための場所を確保するとともに、車中泊を認めているわけですけれども、福岡市は防災アプリの活用で避難者自らが状況を行政に報告する仕組みを構築している。そういうところもありますので、防災メールとかそういうのを活用してできないかなと思いますけれども、避難所あります。富里市では推奨していないということですけれども、やはりどうしても車中泊してしまう人もいるかもしれませんので、何とか対策を考えていただけたらいいなと思いますので、よろしくお願いします。 次に……。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さん、質問に移ってください。 ◆(高橋益枝さん) はい。4、重層的支援体制整備事業についてですが、(1)の市の取組についてです。 福祉部のほうでは、幾つか窓口をまとめて一つで対応できるようにしていただいています。でも、この重層的支援体制整備事業は、市町村全体の支援機関、地域の関係者らが断らず受け止め、つながり続ける支援体制を構築することをコンセプトに、属性を問わない相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援の三つの支援を一体的に実施することを必須にしています。 例えばヤングケアラー問題などでは、やっぱり生活保護とか障害者福祉とか学校教育のほうにもまたがります。そういう80代の親が50代のひきこもりの子を支えて社会から孤立する8050問題とか、いろいろあります。その断らない相談支援の仕組みをつくるとともに、先ほどおっしゃいましたように、働き場所の支援など社会のつながりをつくる手伝いをすることを目指しています。 それで、東京都世田谷区や大阪府豊中市など42市区町がこれを実施しておりますので、富里市もこれからきめ細やかに取り組んでいかれるようですので、期待していますので、よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) 高橋益枝さんに申し上げます。 質問に移ってください。質問を行ってください。 ◆(高橋益枝さん) 先ほど第一答弁していただきました。それが答えで全部だと思っています。それでは駄目ですか。 ○議長(野並慶光君) 第一答弁でよろしければ、次の質問に移っていただきたいと思います。 ◆(高橋益枝さん) ありがとうございます。 次は、「おくやみコーナー」の設置についてです。 この「おくやみコーナー」も、これからお年寄り、2人きりの生活で1人になってしまったりとか、それでも介護されたりしたり、歩くのも困難なお年寄りとかもだんだん増えてくると思います。 その中で、市役所の中の手続もそうなんですが、市役所外のことでも生命保険とか電気、ガス、水道、いろいろ誰もいなくなった場合ですけれども、そういう手続もあります。本人が介護施設に入ってしまったりとか、1人残されて、そういうときも大変だと思いますので、これでこの質問をしました。 千葉市緑区もこれをやっているんですけれども、匝瑳市では、「おくやみコーナー」を市役所1階市民課と野栄総合支所に開設してあります。担当窓口への移動など遺族の負担軽減を図る狙いで、死亡時に同市の住民基本台帳に記録のあった市民の遺族が利用できるとなっております。 利用は電話か来庁による予約制で、窓口となる市民課が必要な手続について所管する課と調整、当日は同コーナーで各担当課が対応します。これまでどおり、各担当課で直接の手続も受け付けます。 その主な手続、国民健康保険被保険者証の変更・返却、葬祭費の申請、介護保険被保険者証の返却、緊急通報装置の返却、市営住宅退去届など、いろいろとありますけれども、それの市役所関係の手続や期限などをまとめた遺族向けのハンドブックも作ってあるそうです。 富里市も丁寧に一人一人御案内して手続をしていただいているようですけれども、これからもっと分からないんですよね、本当に、お年寄りは、こちら行ってくださいと説明していただいても、歩くのが困難だったりする場合もありますので。 今回、この「おくやみコーナー」を設置してはどうですかというのは、やはりそういうことを考えて質問しました。 ですので、もし少しでもあれでしたら考えていただきたいと思います。 以上です。以上で終わります。 ○議長(野並慶光君) これで高橋益枝さんの質問を終わります。 しばらく休憩します。              午後2時17分 休憩             …………………………………              午後2時29分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 蒼の会の河田厚子です。議長よりお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 1 協働のまちづくりについて (1)市民活動サポートセンターの今後の方針は。 (2)まちづくりサポーターについて (3)庁内協働推進員について 2 防災について (1)富里市自主防災組織支援事業補助金制度について (2)災害時における避難行動要支援者への取組について 3 公園の安全対策について (1)市内の公園の安全管理について 4 教育について (1)きょうざん塾について (2)市民の生きがいづくりとして文化・スポーツ活動や生涯学習機会の充実について 以上4項目についてよろしくお願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。 ◎市長(五十嵐博文君) 河田議員の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、協働のまちづくりについてでございますが、市民活動サポートセンターの今後の方針はとの御質問につきましては、これまで市民活動サポートセンターの運営方式について、ノウハウを有するNPO法人等へ委託する指定管理方式の検討を行ってきた経緯がございます。 しかしながら、市民活動サポートセンターに配置しているまちづくりコーディネーターのスキルアップが図られたことから、まちづくりコーディネーターと市民活動推進課職員が連携し、市民活動サポートセンターの管理運営を行う直営方式を採用することが費用対効果の面からも望ましいものと考え、令和3年度から市民活動サポートセンター内に市民活動推進課を配置し、さらなる協働のまちづくりの推進に努めているところでございます。 次に、まちづくりサポーターについてでございますが、平成27年度から、まちづくりの人材育成を目的としたとみさと協働塾において、自助・共助・公助の原則の下、一定程度の課程を終了した方をまちづくりサポーターとして登録させていただいております。 令和2年度末現在で33名の方の登録があり、自ら地域の担い手として、地域や団体などからの要請に応じて、スキルやノウハウを提供していただいております。 次に、庁内協働推進員についてでございますが、庁内における連絡調整や協働に関する市職員の意識向上のほか、各種施策での具体的な協働の取組を推進することを目的とし、30名の庁内協働推進員を設置しております。 役割といたしましては、所属する課等の職員の意見を取りまとめながら、協働のまちづくりを推進するための各種事業に関する情報の共有や、庁内連携・協力体制の確保に努めているところです。 令和2年度におきましては、第2次富里市協働のまちづくり推進計画の策定に当たり、庁内協働推進員が所属する課等の職員の意見を取りまとめたところでございます。 今後も、協働のまちづくりを円滑に推進するため、庁内における情報共有や連携、また、協力体制の強化に努めてまいります。 次に、防災についてでございますが、富里市自主防災組織事業補助金制度につきましては、小学校区単位で設置されている自主防災組織を支援対象とした富里市自主防災組織支援事業補助金交付要綱により定めております。 本要綱は、自主防災組織の防災活動を支援し、災害等による被害の防止及び軽減を図ることを目的としたもので、自主防災組織が実施する防災訓練や防災講習会等の実施に係る組織の活動経費と、防災資機材の購入に係る経費に対して、補助金を交付するものとなっており、毎年度、制度を活用していただいております。今後も引き続き支援に努めてまいります。 次に、災害時における避難行動要支援者への取組についてでございますが、障害者や高齢者など避難が必要になったときに支援を必要とする人の避難支援体制の整備を図ることを目的として、富里市災害時避難行動要支援者避難支援プラン全体計画を策定しております。 本計画では、支援を必要としている方を把握するために必要な名簿の作成、また、その名簿の提供を受ける方の役割と、避難誘導や安否確認に必要となる避難支援プラン個別避難計画の作成などの取組について定めております。 主な取組といたしましては、民生委員・児童員定例会議時や区・自治会長、自主防災組織の代表者を対象に、災害時避難行動要支援に関する説明会を開催したほか、市公式ホームページや行政パートナー回覧で避難支援体制の協力について周知をしたところでございます。 また、名簿については市消防署と情報を共有しているほか、同意をいただいている方については、成田警察署や富里市社会福祉協議会などに提供させていただき、災害時だけではなく、平常時においても、支援を必要としている方の状況把握や避難支援に必要な環境の整備に努めていただいております。 今後も、避難行動要支援者に対する避難支援体制の強化に努め、安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。 次に、公園の安全対策についてでございますが、市内の公園の安全管理につきましては、現在、市内には都市公園が14か所、一般公園が109か所の合計123か所の公園が整備されております。各公園には事故を未然に防ぐ安全対策として、園灯、階段やスロープの手すり、フェンスなどの施設を必要に応じ設置しております。 また、公園の安全管理につきましては、公園緑地の基本管理を委託している事業者からの報告や、職員による定期点検と日常的なパトロールの実施等により、修繕が必要となる施設が確認された場合は、随時、修繕工事等を実施しております。 今後も引き続き、各公園の施設状況を的確に把握し、その状況に応じた対策を迅速に講じるなど、安全な利用環境を確保し、市民の皆様が安全して利用できる公園の安全管理に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。 ◎教育長(吉野光好君) 河田議員の一般質問にお答えいたします。 教育についてでございますが、きょうざん塾につきましては、小学校に通う児童の学習での基礎的なつまずきを解消することを目的として、夏季休業中に開催しております。 令和3年度は令和2年度に続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響でやむなく中止となりましたが、現在、令和4年度の実施へ向けた準備を進めているところです。 令和元年度での実績でございますが、5日間3会場で実施し、95名の児童が参加しております。一般ボランティアや高校生ボランティアの協力による個別指導を行い、短い期間でしたが一定の成果が得られております。 次に、市民の生きがいづくりとして文化・スポーツ活動や生涯学習機会の充実についてでございますが、富里市教育振興基本計画の目標の一つである「生きがいのある学び合う社会の構築」の中で、人生100年時代を見据えた生涯学習の推進を掲げており、市民の生きがいづくりとして、文化活動については文化の振興として文化祭や芸術鑑賞事業等を実施することにより、より多くの市民の皆様が文化活動や芸術作品に親しむことができるよう事業を実施しているところでございます。 また、令和2年12月から国登録有形文化財である旧岩崎家末廣別邸の一般公開を開始しました。 次に、スポーツ活動については、生涯スポーツの普及のため継続的に誰もが参加できるニュースポーツ体験では、ソフトテニスやボッチャなどを開催し、スポーツの日にはとみさとスポーツ健康フェスタを開催するなど、多くの市民の皆様が参加できるよう事業内容を検討しながら実施しているところでございます。 生涯学習の充実については、学んだことを生かして地域に貢献し、生涯にわたって輝き続ける人材の養成を目的に創年セミナーを実施しています。こちらも残念ながら、令和2年度は新型コロナウイルス感染症により中止としましたが、令和3年度は回数や参加人数を縮小し「SDGsの取組について」や「医療講座」「悔いのない人生の締めくくり」などの講座を実施しているところでございます。 今後も新しい生活様式の中での開催方法を検討し、市民の皆様が安心して学び・集うことができる生涯学習の充実を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。
    ◆(河田厚子さん) 丁寧な御答弁どうもありがとうございます。 それでは、これより再質問をさせていただきます。 1番の協働のまちづくりについてです。 (1)の市民活動サポートセンターの今後の方針はというところですが、先ほどの市長答弁を伺いますと、市民活動サポートセンター開設当初にはNPO法人等への委託、いわゆる指定管理方式の検討を行っていたが、まちづくりコーディネーターさんのスキルアップが図れてきたため、外部からの業務委託等の検討はなくなり、現在の形に落ち着いたというお話でした。まちづくりコーディネーターさんたちが独立してNPO法人等へ進んでいくという理解とはちょっと違っているのか、そこの確認をしたいと思います。お願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 河田議員の再質問にお答えいたします。 市民活動サポートセンターの管理運営についての御質問でございますが、市民活動サポートセンターの管理運営につきましては、平成28年3月開設に当たりまして、様々な管理運営方式が検討されていた経緯がございます。 その中でまちづくりコーディネーターが行く行くノウハウを持ち、将来的に主導、独立してNPO法人等へ進んでいくと、市内で委託を担えるNPO法人が育っていった場合、そこへの委託という考え方、これを基に一つの管理方式として考え方もございました。 それに伴いまして、開設以後、まちづくりコーディネーターの育成に努めてまいりまして、コーディネーターの資質の向上が見られる中、市の協働のまちづくりに関する推進施策などを検証、審議、提言いただいております市民で構成されております富里市協働のまちづくり推進計画推進委員会におきまして、令和元年度に市民活動サポートセンターの運営方式についてを議題にしたところ、現行の直営方式の継続を望む御意見が出されたところでございます。 令和2年5月に市長宛てに提出されました協働のまちづくり推進計画の取組についての総括意見におきましても、同様の意見をいただいているところでございます。 このような経緯がございまして、先ほど市長答弁にございましたとおり、まちづくりコーディネーターと市民活動推進課職員が連携をしまして、この市民活動サポートセンターの管理運営を行う直営方式、これを採用することが望ましいという判断の中で、このような方式を採用させていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 協働のまちづくり推進計画委員会から市長へ提言がなされて、しっかりと結論が出ていたということ、今知りましたので、このことは了解しました。費用対効果という部分もあるかというふうにお答えがありましたので、理解しました。 この令和3年、今年の4月から市民活動推進課がすこやかセンター、サポートセンターに移って、事務室を一緒になって6か月に入ろうとしておりますが、令和2年度が事業の見直しの時期だったということもありまして、どういった経緯があって一緒の事務室になったのかというところ、もうちょっとお聞かせください。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 市民活動サポートセンターに市民活動推進課が入ることとなった経緯についてでございますが、市民活動推進課と市民活動サポートセンターの業務、特に協働のまちづくりに関する分野につきましては、それぞれが連携して行う業務が多く、より円滑で効果的な事務手続を実現する方策として、市民活動推進課職員とまちづくりコーディネーターとの間で意見交換を行いながら、最終的には令和3年4月1日から市の行政組織の改編に伴いまして、市民活動推進課の事務室を市民活動サポートセンター内に移動したという経緯でございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 設立当初は場所を分離させるということで、市民がより利用しやすい環境になって、協働のまちづくりを推進させていく、押し上げていくというものと理解しておりました。市民の方々からも、その部分では高評価をいただいていたかと思われます。富里市はほかの市町の職員の方からも、富里市は本気で協働を進めていくんだねというお声をたくさんいただいたこともありました。 この4月から事務室を一緒にしたということについて、来館される市民からはどのような声が上がっているかお尋ねします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) まず、来所される市民の皆様からのお声についてでございますが、市民活動推進課にお越しの市民等の皆様につきましては、事務室、移動前よりも利用しやすくなったとの御意見をいただいております。 また、市民活動サポートセンターにお越しの方からは、用件が1か所で済むようになり、便利になったという御意見をいただいております。 不便を感じるというような御意見につきましては、今のところいただいているよう状況はございませんことから、おおむね利用する市民の方々にとって、いい状況になったのかなという判断でおります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 今のお答えを聞いて少し安心しました。前のほうがよかったという声も少なくはない、そのように聞いておりますが、やはり始まったばかりですので、突然の変化というところに戸惑いがあるのではないかなというふうに思っております。この事務室の雰囲気も市民活動推進課の中の雰囲気も大変和やかでありますし、それを見て、それを利用する市民の皆様へもよい影響が出るのではないかと思われます。 それで、市民活動サポートセンターの公設公営という強みを十分に発揮して、協働を進める上でこれからもどうぞよろしくお願いいたします。 次に、2番のまちづくりサポーターについてにいきます。 御答弁では平成27年度から実施されているまちづくりサポーターというのが令和2年度、現在で33名の登録とおっしゃいました。これは延べ人数でよろしかったですか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) まちづくりサポーター、令和2年度現在の33名の登録につきましては、延べ人数でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) まちづくりサポーターの育成を目的としたとみさと協働塾という事業がありますが、今年度は何名の参加者でありましたか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 令和3年度のとみさと協働塾につきましては、とみさと協働塾「これからはじめる市民活動(まちづくりサポーター養成講座)」と題しまして、10月から11月にかけて連続4回の講座をこれから実施する予定となっております。 なお、講座の募集人数につきましては、10名を予定しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) この今までのサポーターの方が、市においてもですが、それぞれの地域に戻って御活躍されていただくという見方から、地域別に見ての参加状況というのはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) これまでのとみさと協働塾への参加者の地域別の参加状況につきましては、市内全域から御参加いただいている状況でございます。しかし、七栄、日吉台地区にお住まいの方が多い傾向というところが見受けられております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 参加の少ない地域としても、その地域のしっかりとしたつながりがあって、必要なことは自分たちで解決できるというふうに考えているのかなとも思われますが、いろんな地域からやっぱり参加していただきたいなと思いますので、周知のほうよろしくお願いいたします。 今年度の講座ではサポーターに求めるものとして、どのような工夫をされているかお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 今年度の講座に当たりましては、参加者数を10名という制限をした上で、対面方式での講座開催を予定しております。また、新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じたオンライン開催も視野に入れているところでございます。 また、サポーターの皆様には市民活動とは何かを学んでいただく中で、地域課題について挙げていただき、その地域課題を解決するためには何ができるのかなど、地域で活動するためのプロセスなどを学んでいただき、地域活動につなげていただきたいという考えで開催をさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 先日、これはとみさと協働塾ではないんですけれども、市民活動推進課主催のオンラインセミナーに参加いたしました。このような形式はどんどんと市においても活用していっていただきたいと思いました。対面式もありながらオンラインでセミナーに参加できるというすばらしい形で大変よかったと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 それでは、(3)番の庁内協働推進員についてにまいります。 協働を推進していくためにも職員の方の協働に対する理解が必要であると思われますが、具体的にどのような取組をされているのかお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 市職員の協働に対する理解についてでございますが、職員研修を所掌する総務課と協働を所掌する市民活動推進課が連携をいたしまして、毎年共同職員研修を実施しております。 令和3年度におきましては、8月10日に開催をいたしました。内容につきましては、テーマとして「地域のこれまでとこれからを見通し、協働で未来に備える家族と行政が縮み続ける時代を支える住民自治を育てるために」というテーマとした講演をコロナ禍の状況を踏まえまして、動画視聴したほか、市民活動サポートセンターのまちづくりコーディネーター2名が講師を務めまして、「求められるこれからの支援」これをテーマに講義を行ったところでございます。これらによりまして、職員の協働に対する理解に努めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 様々な研修をされている様子で安心しました。職員の皆さんには少しでも協働を理解していただいて、まちづくりの支援をお願いしたいと思っております。 それでは、次に、2番の防災についてに移らせていただきます。 (1)の富里市自主防災組織支援事業補助金制度についてですが、市長答弁にございましたように、この補助金制度は小学校区単位で設置されているということですが、現在、市内に七つの小学校がありますが、自主防災組織は市内に七つあるということでよろしいですか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 旧洗心小学校区を含め8学区を対象単位としております。現在6小学校区の自主防災組織が登録をしているという状況でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 自主防災組織が6小学校区ということで、それでは、過去も含めて現在まで幾つの団体から、この補助金申請がありましたか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 過去3年間の申請件数で申し上げさせていただきたいと思います。 まず、活動経費の補助につきましては、平成30年度が4団体、令和元年度が1団体、令和2年度が2団体で合計7団体でございます。資機材購入の補助につきましては、平成30年度が3団体、令和元年度が3団体、令和2年度が4団体、合計で10団体の御活用をいただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) このコロナ禍で防災訓練が行えない状況だと理解していますが、いつ災害が来るか分かりません。このコロナ禍においてもですが、防災資機材の準備は必要だと思っております。 そこでお尋ねしますが、市では資機材について組織でカバーしている人口に対して、何をどのぐらい必要なのかということの指針はお持ちですか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 資機材の人口に対する必要数の指針等につきましては、申し訳ございません、市のほうで定めたものはございません。被災者の命と生活環境に不可欠な食料や飲料水などの必需品につきましては、必要量の算出式、こちらにつきましては国の中央防災会議で定めております大規模地震・津波災害応急対策対応指針、こちらのほうの指針で定められておりますので、これらを御参照いただくようにしております。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 今年度もやはり防災訓練は実施されないところが多いと思いますが、この資機材だけ購入したい団体もあるのではないかなと考えていますが、この補助金制度は活動経費、資機材購入のどちらか一方でしか、一度にしか申請できないのでしょうか、お伺いします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) この補助制度はどちらか一方のみということではなく、活動経費、資機材購入、それぞれ補助対象の経費に対しまして、申請していただくことが可能となっております。ただ、1組織年1回の制度を利用するというような形でお願いをしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 1組織年1回ということは、同じ団体でも年度が変われば翌年度でも申請することが可能でしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 本助成制度につきましては、自主防災組織を支援しまして、災害時の被害の防止、軽減を図ることを目的としておりますので、同一団体であっても年度が変わりましたら、その都度制度を利用することが可能となっております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 地域でも防災に関する資機材の充実についての話合いがよく行われるんですが、そのたびに市民生活に必要だと思う資機材が広がっているように思います。経年劣化するものや期限のあるものというものもありますので、毎年見直しをする必要があります。この制度は安心・安全な地域生活のためにとても重要なものですので、有効に使っていただくために十分周知をされますようよろしくお願いいたします。 それでは、次の(2)に移ります。 災害時における避難行動要支援者への取組についてです。 まずはこの要支援者という部分についての定義があればお答えください。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 避難行動要支援者の定義についてでございますが、災害時に自ら避難することが困難であって、迅速に避難するために支援を必要とする高齢者や障害をお持ちの方で、具体的には介護保険制度における要介護3から5に該当する人、要介護1、2、または要支援1、2で独り暮らしの人、身体障害者手帳1級、2級を所持する身体障害者の人などが避難行動要支援者ということになっております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 市長答弁の中で、富里市災害時避難行動要支援者避難支援プラン全体計画で災害時に支援を必要としている方を把握するために必要な名簿の作成とありました。この名簿についてですが、どれぐらいの周期で更新されるものでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) この名簿につきましては、年一度、毎年更新をしている状況でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 毎年更新されているということで、これは必然的なものではないかと思います。 それでは、この名簿は消防、警察、福祉協議会以外にも名簿の提供はしていただけるのでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 消防、警察、社会福祉協議会以外にも民生委員・児童委員協議会、区自治会、自主防災組織に提供することが可能となっております。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 自分の住んでいる地域で災害時に支援を必要としている人を前もって把握しておいて、ふだんからの見守りにつなげる大切な部分ではないかと思われます。地域の集まりでも名簿の必要性について話し合われているところではございますが、現在、この名簿提供の状況というのはどのようになっていますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 名簿の提供を受けられるような状況というところでございますが、情報提供の同意が得られている方が登録されている名簿につきましては、区や自治会単位であれば誓約書を提出いただくことで提供することができます。 また、災害時の支援体制を構築するためにも、平時からの支援を必要としている人、支援をする人との関係づくりを進めるためにも、自治会等の見守り活動に御活用していただければというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) この一般市民が災害時にどこまで支援できるのかというところに不安を抱く方が多くいらっしゃるのではないかというふうに思われますが、それを何か責任というものが伴うものだと思っております。この誓約書を書くことというのは致し方ない部分だと思いますが、この名簿を受け取って支援者となった場合の責任というところは何かありますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 誓約書につきましては個人情報の関係での対応ということで、支援者となったことで法的義務を負うということはございません。支援を必要としている方に対して、地域の皆様で可能な範囲で支援を行っていただきたいという考えでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 体の不自由な方を災害時に避難所へお連れしていくということを考えると、ちょっと大変かなというふうに思いますが、支援の仕方にはいろいろなものがあるというふうに伺いました。例えば救急車を呼ぶとか、避難所への状況報告も支援になるんだよというふうに伺っております。 可能な範囲でという表現は少し曖昧に感じられますので、区や自治会の方々へはもう既に説明はされているかとは思われますが、具体的な地域の提案をされると、より安心なのかなと思われますので、よろしくお願いいたします。 それでは、次にまいります。 3番の公園の安全対策についてです。 (1)市内の公園の安全管理についてですが、園灯や階段、スロープなどの各施設を必要に応じ設置されているということですが、市内にある都市公園等の安全対策について、公園周辺の環境は車の往来が多い場所、少ない場所、様々です。 市におかれましては、安全策としてフェンスなどを設置する上で公園の広さとか、それに対しての基準やフェンスの高さなどの基準というのはお持ちですか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 河田議員の再質問にお答えいたします。 公園にフェンスなどを設置する上での基準についてのお尋ねでございますが、公園の規模などに応じた基準等は特に設けてはございません。 御質問にもございましたとおり、公園の規模や周辺の道路環境など、公園の設置されております環境は様々でございます。したがいまして、安全対策を実施するに当たりましては、各公園の状況に応じた施設を個別に見極め整備する必要があると考えておりますので、今後も各公園の状況を勘案の上、各地域からの要望等も踏まえまして、適切な施設の整備に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 公園の安全管理には施設の整備がとても必要だとは思います。市民の方々から、公園を利用して危険を感じたなど、公園の安全管理についての要望などありましたら、どのような声があったのかお聞かせください。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 公園の安全管理についての要望に関するお尋ねでございますが、これまでに寄せられている御意見といたしましては、遊具やフェンスなど施設の状態に関することや、樹木の剪定に関することなどがございます。 また、施設以外の御利用に関するものといたしましては、公園内での自転車の通行に関すること、また、ペットのマナーに関することなどの御意見をいただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 公園は市民生活のとても身近な存在であり、施設や利用に関することに様々な声があるかと思います。 そこで、市民の具体的な意見の一例といたしまして、日吉台第7公園でございますが、ここの環境としてはバス通りであること、車の往来が激しいこと、近くには幼稚園、保育施設、事業所などがたくさんあります。そのような環境の中、この公園は多くの家族、子供たち、シニア団体が利用されています。 危険な事例では、例えばボール遊びをしていて、道路に飛び出してしまって、子供も飛び出してしまったりという危険なことがあったそうです。その対策としてフェンスを延長してほしいという声があるのですが、将来的に整備も必要だとは思いますが、整備に係る相当の費用が伴いますし期間も必要となります。 そこで、注意喚起の看板を平成27年に設置していただきましたが、その効果がどれくらいあったのかというふうに検証もされていない状況です。そこで、いま一度公園利用者、例えば子供たちにも気づきやすいもの、イラストをもっと大きくしたりとか、目につきやすい場所に看板を設置してはどうかと考えますが、お考えはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 公園の安全対策について、施設の整備だけではなく効果のある工夫した対策では必要ではないかとのお尋ねでございますが、これまで速やかに対応できる方策といたしまして、公園を利用する皆様への注意喚起のための要望等の内容に応じた看板を作製いたしまして、掲示をさせていただいておりますが、御指摘をいただきましたとおり、利用される子供たちにも理解しやすい言葉の表現ですとか、イラストの活用をするなど、工夫を凝らした看板の設置について早急に検討させていただきます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 市内の公園全体を見て、老朽化した遊具やフェンス等が見受けられます。危険度の高いものは早急に修繕、整備をお願いしたいと思っております。日吉台第7公園のフェンスも整備できると、より安心ではありますが、フェンスなどの施設の整備だけではなく、費用をかけなくてもできることを工夫して、公園を利用する側にも使い方のマナーやルールを学ぶことが大切なのではないかと考えております。 以前作っていただいたポスターなんですが、少し小さくて注意の情報が多過ぎなのではないかと思いますので、そこのところの配慮をお願いしたいと思っております。 また、地域の自治会の方々へも協力を求め、子供たちに声かけしていただけたりするなど、より安心で安全な地域生活が送れるのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、4番の教育についてに入ります。 (1)のきょうざん塾について、きょうざん塾は児童の学力向上のため、学習のつまずきを解消するものとして実施する事業ということであります。 令和元年度3月にも質問させていただきましたが、この事業は大変人気で申込児童がそのときは150名でした。会場等の関係で95名しか参加できなかった。そこで、より多くの児童が参加できるよう会場の工夫をしてくださいとお願いしたところ、検討するというお答えでしたので、その後、教育委員会ではどのように話し合われたのかをお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 河田議員の再質問にお答えいたします。 きょうざん塾の会場の工夫の検討についてのお尋ねですが、本事業は毎年夏休み期間に実施しておりますので、会場については子供たちが学習に取り組みやすい環境を整える必要があることから、令和元年度までは空調設備の整った会場を選定しておりました。 昨年度に引き続きまして、本年度についても中止とはなりましたが、市内教育施設の状況を確認いたしまして、子供たちや講師などの関係者が集まりやすい会場、また空調機につきましても確認を行いました。その上で実施する予定でございました。次回開催に向けても引き続き、会場の規模も含めまして、研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) よろしくお願いいたします。 この事業が始まった当初は、このきょうざん塾は将来的に学校教育課主導から離れて任意団体を設立して通年でできればという構想があったかと思いますが、そのお考えは今も生きておりますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) きょうざん塾の将来的な構想についてのお尋ねですが、本事業は子供たちの基礎的な学習内容のつまずきの解消を目指すこととしております。短期的な学習活動より長期にわたって継続することは効果的であると考えております。 しかしながら、継続的な学習活動を行うためには、参加者や講師、会場の選定などの様々な課題を解決することが必要となります。また、主導団体となる選定なども必要であると考えております。子供たちのことを第一に考えまして、引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) これはきょうざん塾が始まった当初に聞いていた話でしたので、それをちょっと確認したかったなという部分でございました。これからもよろしくお願いいたします。 考えとしては、例えば放課後子ども教室の形式だったり、今ICT教育が充実してきて、子供たちも端末を使いこなせるようになったり、その環境が十分に備われば、きょうざん塾のオンライン化も実現可能なのではないかなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、次にまいります。 (2)の市民の生きがいづくりとして文化・スポーツ活動や生涯学習機会の充実について、市民にとって魅力ある生涯学習とは何かと考えたときに、市民ニーズを拾うためにはどのような工夫をされていますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 市民のニーズを拾うための努力とのお尋ねですが、これまで各講座の終了時には参加者に向けてのアンケート調査を実施しておりました。また、青年セミナーの終了時には受講者から希望を募り、次年度の講座について協議を実施しておりました。今後は定期的な参加が難しい方たちに向けての公開講座を取り入れていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 最初の答弁で、この創年セミナーという名前が出てまいりましたが、今年度の講座内容はどのようなものがありますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 令和3年度の講座内容についてのお尋ねですが、令和3年度はコロナ禍において、参加人数を2分の1として、また開催回数を16回から9回に縮小し実施しております。 1回目と9回目にオリエンテーションと開校式及び閉校式を含む9回の開催を予定しております。2回目以降は、人生100歳時代を生きるの講座は13人が出席、SDGsの取組の講座については11人が出席いたしました。また、アンガーマネジメント、認知症、医療、ドローン、悔いのない人生の締めくくりなどの講座や研修会等を今後予定しております。1回当たりの講座は2時間を予定しており、一つの講座を複数回にわたり掘り下げていくような講座は計画しておりません。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。
    ◆(河田厚子さん) この創年セミナーの内容としましては、この時代に合った面白いメニューだったのではないかなと思います。このコロナ禍で参加人数や回数についても考慮いただいているようですし、先ほど御回答がありました単発での公開講座も行われるというので、連続して参加できない市民の方々にはとてもよいことだなというふうに思っております。 それに関連した今までにアシスト事業というのがあるかと思いますが、これを利用された講師の依頼というものは何かありましたでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) アシスト事業の講師を依頼してということで、講師の依頼につきましては、新型コロナウイルスの関係もありまして、ここ2年ほどございませんでしたけれども、それまでに講師の依頼についての内容といたしましては、マジック指導、バルーンアート、また和紙のちぎり絵講師ということで、様々な内容の講師の依頼がございました。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) この生涯学習というのが、自分が学ぶ側でもあり、自分の得意分野でアシスト事業で教える側にもなれるということで、よいことだと思います。セミナーの内容もとても興味深いものと感じましたし、市民の生きがいづくりについて考えるときに、楽しみが増えてくるのではないかなと思われます。これをしっかりとこの事業をアピールしていってほしいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 私からの質問は終わりにします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) すみません、1点、訂正をお願いいたします。 市民活動サポートセンターの今後の方針のところの答弁で私、富里市協働のまちづくり推進委員会と申し上げるところ、富里市協働のまちづくり推進計画委員会と発言してしまいました。富里市協働のまちづくり推進委員会に訂正をお願いいたします。申し訳ございませんでした。 ○議長(野並慶光君) これで河田厚子さんの質問を終わります。 しばらく休憩します。              午後3時20分 休憩             …………………………………              午後3時22分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 会派公明党、江原利勝、一般質問をさせていただきます。 1 通学路の安全対策について (1)通学路の安全確保に子供の目線や地域の声を重視したか。 (2)車歩道に張り出した樹木対策はあるか。 (3)葉山地先S字カーブ路肩拡幅は優先課題では。 2 20周年記念事業について (1)市制施行20周年記念の節目に中学校制服を一新する考えは。 (2)旧洗心小学校の跡地にスケートボードパーク建設について 3 消防について (1)広域化の進捗状況について (2)今後の対応について 4 イノシシ対策について (1)現状と対策について 以上4項目、よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。 ◎市長(五十嵐博文君) 江原議員の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、通学路の安全対策についてでございますが、車歩道に張り出した樹木対策はあるかとの御質問につきましては、道路に張り出した樹木により通行に支障を来すものについては、道路法及び民法の規定に基づき、その土地の所有者に対し、剪定の要請をしております。 一方、市道上への倒木や緊急の対応を要する樹木については、やむなく安全確保のため、必要な範囲で道路管理者である市が対応しております。 また、国道、県道や道路上の電柱、信号など、管理者の異なる施設に影響があるものについては、当該管理者へ情報提供し、対応を依頼しております。 次に、葉山地先S字カーブ路肩拡幅は優先課題ではとの御質問につきましては、葉山こども園付近の国道296号から県道成田・両国線を結ぶ市道02-008号線の路線内にS字カーブがございます。この箇所につきましては、通行上の安全対策の地域要望もあり、S字カーブ区間の拡幅工事と、その前後の路肩拡幅を平成18年度と平成26年度に実施し、舗装幅員を従前の5.0メートルから最大10.7メートルに拡幅しております。 しかしながら、カーブの地形から拡幅部分が土砂だまりなどにより現道が狭くなっている箇所があるため、今後の対策といたしましては、有効幅員を確保すべく路肩の復旧等を実施してまいります。 また、当該路線のS字カーブから葉山こども園までの区間におきましても、現道の幅員の中で効果が発揮できる箇所から、計画的に路肩拡幅工事を実施しております。 今後も通学路の安全対策につきましては、拡幅工事のほか、教育委員会と連携し、カラー舗装や路面標示などを施し、児童・生徒の安全対策に努めてまいります。 次に、20周年記念事業についてでございますが、旧洗心小学校の跡地へのスケートボードパーク建設につきましては、平成29年3月に富里南小学校との統合に伴い閉校されて以降、平成30年度5月に旧洗心小学校跡地利活用検討委員会を設置し、跡地の利活用に対する課題や条件の整理を行ってまいりました。 また、地域住民の皆様に対しましては、平成30年11月に住民交流などを目的として設立された洗心まちづくり協議会と利活用に向けた意向などについて協議を進めてまいりました。 当該施設の利活用検討に当たっては、富里市都市計画マスタープランに示す、人々の触れ合いの場、憩いの場等としての拠点づくりとする方針を基本的な考え方とし、地域の教育施設であったことを念頭に置きつつ、地元の意向も踏まえ、様々なケースを想定した検討を行っております。 併せて、民間事業者の公募を視野に入れ、施設の現状を踏まえた事業者への市場調査を実施しているところでございます。 御提言いただいたスケートボードにつきましては、東京2020オリンピック競技大会の中で日本人選手が金メダルを獲得するなど、ますます人気が高まっているスポーツであることは承知しております。 また、近隣市では専用のスケートボードパークが開設され、市外の方も利用されていると聞いておりますが、監視員の定期的な巡回・指導や夜間閉鎖による安全管理に努めつつも、クラックの発生やコロナ禍での密集などの課題もあると伺っております。 スケートボードパークの建設につきましては、旧洗心小学校というフィールドに限らず、その必要性等を含めて調査研究を進めてまいります。 次に、消防についてでございますが、広域化の進捗状況につきましては、令和3年5月に県と意見交換を行ったところ、本市が既に要望している関係市町に消防広域化の理解を深めるよう働きかけ、印旛郡市6消防本部での協議の場の設定に向けた調整を検討していくとのことでした。 その後7月に経過について確認をしたところ、現在、検討中であり協議の場の設定に向けた方針が決定した際には、県から本市を含む関係市町を訪問する予定であるとの回答をいただいております。 次に、今後の対応についてでございますが、消防広域化は県が先導となり、本市に隣接する関係市町に対して、積極的に取り組むことが円滑な推進につながると考えておりますので、今後、県から示される方針の下、県と本市を含む関係市町で消防広域化に関する協議等の場が設けられるよう働きかけてまいります。 本市としましては、消防広域化を視野に入れながら、災害等から市民の生命、身体及び財産を守るため、消防力の強化・消防救急体制の充実に引き続き努めてまいります。 次に、イノシシ対策についてでございますが、現状と対策につきましては、市内においては捕獲の実績はありませんが、令和3年4月から8月までの間で、市内の畑での足跡の確認が4件で、うち1件で農作物被害を確認したことから、現地調査の結果を踏まえ、1か所にイノシシ用の箱わなを設置し、捕獲体制を整えております。 鳥獣被害対策実施隊の活動につきましては、平成31年4月に隊員36名で発足しましたが、毎年隊員を増やしており、令和3年度は56名の隊員により目撃情報や足跡情報などを基に現地調査を行い、わなの設置や監視などによる対策を強化してまいりました。 また、南部地域の隣接市からの侵入が危惧されることから、当該隣接市から捕獲の許可を得て、イノシシ用のわなを設置し、令和3年度は8月31日現在で5頭のイノシシを捕獲しております。 今後も計画的に隊員数を増員するため狩猟免許取得を支援し、市内の地区ごとの隊員数の均衡を図るとともに、近隣からの侵入を防ぐ水際対策を強化してまいります。 なお、山際などの畑の近くに野菜くずを置くことで、そこがイノシシの餌場になることが散見されることから、適正な管理をするよう、引き続き、市広報紙やパトロール等で周知を継続してまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。 ◎教育長(吉野光好君) 江原議員の一般質問にお答えいたします。 まず、通学路の安全対策についてでございますが、通学路の安全確保に子供の目線や地域の声を重視したかとの御質問につきましては、近隣の通学路の重大事故の後、住民の皆様からも通学路の安全対策に関する貴重な御意見をいただいております。 こちらの皆様の御意見や各学校等からの情報を整理し、現在、教育委員会をはじめ成田警察署道路管理者などで構成される通学路安全推進会議を中心として、安全対策の協議を行っているところです。 また、通学路安全推進会議による通学路の合同点検では、市PTA連絡協議会や校長会の代表のほか、各点検箇所の学区の教職員が立ち会い、歩行や自転車による子供たちの目線を想定した点検を行っています。 これらの点検や協議に基づき、関係機関の連携をさらに深め、安全対策を進めてまいります。 次に、20周年記念事業についてでございますが、市制施行20周年記念の節目に中学校制服を一新する考えはとの御質問につきましては、現在、中学校の制服につきましては、市内3中学校でそれぞれ指定されており、変更の予定はございません。 制服については、多様な性に関しての意見もあることから、今後、学校と協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) コロナ禍でありますから、早く終わらせたいんですけども、明快な答えをいただければ、もう短時間で終わりたいと思います。 まず、1番からいきます。 通学路の安全対策について、なぜ私が質問したかといいますと、まず最初に、子供の目線や地域の声を重視したかと。今、教育長の答弁で歩行や自転車による子供たちの目線を想定した点検を行っていますと。もう想定しているのは大人が想定して、子供たちの視線を重視していない。 だから要するに大人がいろんなことを想定して、ここが危ないのではないか、ここもどうだと。子供たちが一番危ないと言ったのはどこだということを重視してほしいんですよ。そのために安全会議とか行われたみたいですけども、協議を行っていると。通学路安全推進会議、これいつ行われたんですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 江原議員の再質問にお答えいたします。 通学路安全推進会議につきましては、8月5日に実施いたしました。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) そこで、近隣市の重大事故もあって緊急点検、翌6月何日かというふうに組まれていますけども、ここもちょっと確認したいんですけども、緊急点検はいつ行ったのか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) まず、安全対策の緊急対応ということで、まず近隣市の通学路の重大事故を受けまして、その翌日、6月29日に各学校を通じまして、緊急的に通学路の危険箇所の再確認を行い、さらに児童・生徒への安全指導の徹底も図りました。 また、安全対策の関係機関ではこれまでの危険箇所、対策が完了していない現場の再確認を行いました。そして、各学校が緊急に点検した通学路の危険箇所及び要望に関しまして、教育委員会が取りまとめまして、その対策方針等について関係機関による協議を開始いたしました。 並行いたしまして、各学校では保護者の要望なども踏まえた危険箇所の取りまとめが進められ、教育委員会に報告があり、第1段階の緊急報告分と併せまして、現在、関係機関で内容を共有して協議を重ねているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 点検、確認は非常に早かった、取組はね。ですけども、私が言いたいのは、子供たちの目線、ここをまた地域の要するに声を重視したかと、そこを聞きたいんですよ。 では、例えば地域で子供たちがいる、この地域の要望に対してちょっと考えをお聞きしたいんですけども、これを守るためにボランティアが発足して動き出しています。地域でグリーンベルトをやろうではないかと。そういう声に対しては、これは可能かどうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) ただいま推進会議におきましては、今後のまずすぐ行える対策といたしまして、グリーンベルトについても想定して計画しているところでございます。市民団体の方ですとか、地域の方々の対策については、私のほうではまだ伺っていないところなんですけれども、今度その方法等についても確認しながら伺ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) やはり子供の視線、やっぱり地域の声、やっぱりみんなで地域から子供たちを守ろう、事故をなくそうというボランティアですよ。その中でやっぱりグリーンベルトを、危険箇所を87か所点検しているかもしれないんですけども、そうではなくて、やはり子供たちの目線でいけば、ここも危ないという声を聞けば、地域の方々がやっぱりグリーンベルトを作ろうという行動、またそういう団体に対してはできるような配慮をお願いしたいなというふうに思うんです。 そこで、いろいろ会議で協議を行っているというんですけども、緊急点検、合同点検もそうですけども、本当に子供たちの目線での重視としては、何を緊急的に何を基準に会議をされたのか、ここをちょっとお聞きしたいですね。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 通学路の合同点検の基準というところでございますけれども、通学路の合同点検につきましては、道路の横断や歩行に当たって、見通しや左右確認、また通行車両のスピード、擦れ違いの間隔などについて、その安全対策には現地確認をした上で、特に検討する必要のある箇所を基準に知見を有する成田警察署道路管理者、関係機関のほか、子供たちの安全指導を実際に行っている学校教職員などで合同点検をいたしております。 その上で子供たちの意見は聞いたのかというところなんですけれども、安全確保に向けまして、学校では高学年、5、6年生の児童・生徒に危険箇所を聞いたり、また、その保護者と児童が相談した内容を踏まえた対策事案の取りまとめを行ったところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 知見を有する成田警察署も来ていただいて、やっぱりそういう合同点検の中で進んでいると思うんですけども、大人の目線ではなくて、要するに先ほども言っているように、子供の目線が非常に大事だということを私は申し上げたいんですよ。 要するに子供たちが非常に嫌な空間というのは歩道であるんですよ。そこはもう御存じだと思うんですけども、要するに大人は何でこういうところが嫌なのと聞いても、ほかに車が飛び出たり、危険なところもないのと、すぐ大人はすり替えてしまうの。子供たちは歩道から草が出ていて歩けない。ですから車道寄りを歩道歩くしかないんですけども、そこに水たまりがある、今日のような天気のところに傘を差して歩いていたところ、車が来て水をかけられたと。非常に子供たちにとっては危険な場所なんです。1人が走れば全員が走って連鎖反応になっていく。 ですから、合同点検のときに皆さん方が全員そこに立ってほしいんですよ。子供たちがどういう嫌な歩道があるかどうか。立ったときに車が来たときに皆さん方立っていていただいて、どういうことが起きるかどうか。それが子供の目線でそういう声が届いているかどうか。こういうことは要するに大人の目に映るかどうかということを私は言いたいんです。 非常にちょっとリアルなことを言いましたけども、そういう要するに子供の目線、地域の声、ここを大事にしていただきたいなというふうに思うんですけども、答えは結構ですけども、路肩歩けない、歩けないから突然歩道から車道に出てしまったりとか、子供たちは非常に安全意識、またこういう場所を学校の職員、これ認識しているかどうか、これしていないと思うんですよね。 子供たちからいろいろ聴取していると言うけども、下校の子供たちの通学路は別なんで、全員からこれ聞くことは無理だと思うし、では、高学年の一人に聞いても、そういうことは答えられないのではないかと。 ですから、子供の目線が大事だなというふうに思うんですけども、そこで、過去に何度もこれ私一般質問しています。東立沢から通学している子供たち、郵便局の前の話なんですけども、いまだに大型が往来する。大事故にならないことを願うばかりなんですけども、ガードレールのある歩道、ここは上からの土砂の堆積、また植物等が出ていて、なかなか歩きづらい。でも教育委員会、学校はガードレールのある側を歩きなさいと、こういう指導をしますよね。それは違うんですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 基本的にはガードレールがある内側を通学で歩行しなさいということは指導しております。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) そうなんですよ、それしか言えないですよ、教育委員会、学校からはね。ですけれど、今日のようなところ、昨日確認をしたら清掃されていました。非常に御苦労をかけたと思うんですけども、それがもうガードレールの内側というのは、なかなか歩きづらい。傘も差すのも差しづらい。 ひょっとすると、大人は反対側の外側線のほうを歩いている。子供たちにはどういうふうに映るのかなと。先生から、また教育委員会からガードレールの内側を歩きなさいと言っているのに、大人はそこは歩きません、反対側を歩いている。子供たちにそれは理解できるのかどうか。 ですから、何回も何回もこれ一般質問で取り上げているんですけども、これ大きな事故が起きた場合には誰が責任取るのか。ましてやガードレールを残してくださいなんてね、ほかを設置したらどうかといったら、残してくださいと言った方がいる。最終的にはその人が責任取ると思うんですけども、私はやっぱり大人の背中を見て子供たちは学んでいくと思うんですよ。その大人が反対側を通っていて。だから皆さん方もぜひそこを通ってほしい。 先ほども知見を有する成田警察署が来ているんであれば、大人が反対側を通っていて、要するに子供たちが通れない。ですから、そこをポール立てるとか、反対側の外側線のところに何か工作しないと、大きな事故が起きますよ。 昨日も下から女性3人が、外国人の方だと思うんですけども、自転車で上がってきて、ガードレールの内側は自転車で上がれない。ですから下から押してくるんですけども、もうセンターライン寄りを押して上がるしかない。そこをトラックが走ってくる。もう本当に危険極まりない道路になってしまいました。だからそれこそゾーン30だとか、そういうふうに取り組むべきではないかというふうに思うんです。 ですから、推進会議でぜひ取り上げていただいて、知見を有する成田警察署道路管理者、学校教育の職員の方もぜひみんな見ていただいて、今後どういうふうにするのか。また今後については対応についても12月議会、またずっと質問することに私は決めました。どうしても大型の許可証が必要かどうかというのは、これ分かりません。誰が見ても、どの車が許可しているかどうかというのは分からないではないですか。 ですから、ゾーン30、先ほども言いましたけども、そういう取組だとか、大きな取組をしていかないと、大きな事故が起きかねない。そこを思いますので、これはもし答弁あればお願いしたいんですけども、お考えはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 御質問にございました立沢台団地入り口付近の市道02-009号線の、実際に今現在、ガードパイプを設置している箇所に関するお尋ねだと思います。ですので、私のほうからお答えをさせていただきます。 御質問にございましたとおり、現在、当該道路の片側にガードパイプを設置している状況でございます。しかしながら、御指摘いただきましたとおり、実際の通行状況がどのようになっているかといったようなことと、それから現道の反対側の路肩の有効幅員等も確認をさせていただいた上で、今後どのような安全対策が講じられるか、検討をしてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 今から確認ではなくて、もう私ずっとこれ言ってきているんですよ。何回も何回も一般質問しているわけですよ。もう危険なところで、もう結構ですが、先ほど私、12月においてもう一度取組をお聞きしますと言っていますんで、これ以上は質問しませんけども、ぜひ確認をしていただいて、警察署の方、市役所等、様々な方が参加される会議等もぜひ出していただいて、協議していただきたいというふうに思います。 そこで、遠距離通学の子供たちについて、ここちょっとお聞きしたいんです。 南小、またほかとも4年生になると、バス通学から自転車が許可されるんですけども、現在、大堀から武州にかけての道路、これ大型が通行可になっているんですけども、時間帯によってね。ですけども、今拡幅工事がされています。 そこはやっぱり子供たちが自転車で通学するには非常に荒れて、大人でも怖いなという、学生も何とか通っていますけども、そういう道路もあって、やはり高学年になっても保護者はとてもではないけども、自転車で通学できない、させられない。ですから、高学年になってもバス通学可にしてほしいと、そういう補助をもう少し手厚くすべきではないかという要望も出ていると思うんですけども、そこら辺の対応というのはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 自転車通学が不安で、葉山または立沢台からバス通学をしている児童がいるということで、その子供たちへの支援というところでの御質問なんですけれども、小学校では4年生以上は自転車通学を許可しておりますけれども、バス通学も可能となっております。また、スクールバスも含めまして、バス乗車距離が4キロメートル以上の通学につきましては、遠距離通学費補助金の支給対象としております。自転車通学でも安全な通学ができるよう、通学路の安全確保に今後努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 不安になる前に、やっぱりバス通学になったときから、何、危険だなと感じた場合にはバス通学補助も出ますから安心ですよということを早く周知すること。3年生から今度4年生になったときにどうしようかなではなくて、もっと早めに大丈夫なんですよということを、不安を取り除いてあげることも大事なんで、早めの周知をお願いしたいんです。 そして、道路の拡幅、武州から大堀にかけて安全な道路を造っていただいているというふうには思うんですけども、これも御存じのとおり、道路拡幅については十何年前に県の予算もついて、市長、御存じだと思うんですけども、拡幅に向けた工事が始まるというときに、数人の議員が反対に回って、地権者からその要望を出して、その工事は駄目になりました。 今また地域から拡幅の要望が出て、富里市は単独で単費の中で工事をせざるを得ない。もっと早くこの歩道、拡幅、ここに取り組んでいれば、こういうことにならなかった。もう何十年かかるんですか、これが拡幅できるには。非常に残念でならない。 しかし、それを言っていても子供たちの安全はもう最優先ですので、市長、本当に大変な中でありますけども、やりくりの中でここの拡幅については取り組んでいただきたいと思いますし、大型車両のやはり規制というのをしなければ、道路はもう荒れる一方ですよ。それでも市民の方は現在通れるから我慢して通っていますよ。 市長も多分こっち通るかどうか分からないですけども、本当にもう荒れていて、荒れていても通れないよりはいいかと、そういう中で文句も言わずに南部から利用する方はいらっしゃいますから、そこも含めて考えていただきたいなというふうに思います。これは答弁結構です。 その中で今、自転車の関係も教育委員会、方向分かりましたけども、自転車でも安全な通学とは何かと。通学路の安全対策について、安全対策、安全確保についてちょっとお聞きしたいんですけども、現在、歩道の中に、歩道というか、ガードレール、ガードパイプがある歩道を中学校、また小学校がそこを通学に使っていると。 本来、許可範囲以外は歩道を自転車が走ることは道路交通法違反となりますよね。子供たちには学校は歩道の中が安全だから、そこを走ってくださいと。本来自転車は左側通行なんだけども、右側通行でも大丈夫なんですよと。子供たちに理解させながら、では、大人になったときに、子供のときに左だか右だかよく分からないけど通っていて、何で大人になったときに左側通行ではなくては駄目なんだと。そういうことを理解して子供たちが実際に走っているかどうか。非常に子供たちに理解させるというのは難しいですよ。だから大人になっても左がいいのか、右がいいのかって分からないですよ。 ですから、どういうふうに道路交通法、ここを理解させながら、ですから、先ほどの知見を有する成田警察署の皆さんが来ているんであれば、ここは左側ガードパイプあるから、この内側を走っていいのかどうか、よく聞いていただきたい。PTAからもう何十年も前から要望出しているんですよ。その声は一向に通らない。全然1ミリも進んでいない。なぜ対応できないのか。 だから安全を有するんであれば、これはぜひ成田警察署にも何回も何回も何回もかけ合っていただいて、子供たちの安全のためにここを通すしかないと。それでも警察は車道を走ってくださいと言ったら、やっぱり富里市の子供たちは道路交通法違反にならないように、車道を全員が許可された区間以外は走るべきですよね。 こういう対応というのは取れるんですかと、答え聞きたいところですけども、ここは難しい答えなんで結構ですけども、ぜひ聞きたいんですけども、ぜひそういう会議にテーマとして上げていただきたい。ここは教育委員会としての会議についてのお考えはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) やはり議員のおっしゃっているとおり、様々な場面で通学路につきましては、なかなか指導のとおり通学することが難しい箇所もございます。やはりこの会議の一員として成田警察署がメンバーとなっております。その一つ一つの現状について、しっかりと説明させていただきまして、内容について協議しながら、しっかり対応について学校を通しながら、子供たちに指導してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 早めに自転車、歩行者可の許可を出して、何度も出していると思うんですけども、許可を得れば、そこはもう通行可ですから、そういう対応をやっぱり取っていくしかないのではないかなというふうには思うんですけども、ぜひお願いいたします。 次に、車歩道に張り出した樹木対策はあるかと、広報に大変すばらしいイメージ図を添えて出していただきました。多くの市民の方が、この図を見て、樹木が張り出していて、本当に駄目だなと、もし自分の所有者がここから何とかしなくてはいけないと。 この建築限界の範囲というのが私も大変参考になりましたけども、両側から樹木が張り出していて、もうそこが森のようになっていると。電線もかかっていれば、一時的に暗くなってしまうような場所があります。これ通学路ですよ。上から枝が落ちてくる可能性もありますし、大変危険だなと、もう皆さん方も多分点検の中で感じていらっしゃると思うんだけども、市長答弁の中で要請はしていると。その要請をされている場所というのは何件くらいあるのか把握していますか。要するに剪定を要望しているというふうにおっしゃっていましたけども、何件ぐらいを要請された箇所というのは認識されているのか。 ○議長(野並慶光君) しばらく休憩します。              午後4時00分 休憩             …………………………………              午後4時01分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 会議を再開します。 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 市長の答弁で剪定を要望されているというんで、何件ぐらい要望をされているのかなと思ったんで、もしそれが分かれば教えていただきたいなと思うんですけども、ここで要するに道路法30条と、建築限界を超えた場所についてはどんな協議を行っているのか。要するにそういう場所というのは、私が市役所に来るだけで、もう何十か所と出てきている。 もう登下校の子供たちが要するに張り出した樹木、これでけがする可能性もあるけども、この要するに損害賠償に問われる場合がありますよという、本当に丁寧に載せていただいているんですけども、こういう場合の窓口はどこになるんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 市道上におけます樹木の張り出し、明らかに通行に支障がありましたり、もしくは危険が及ぶ可能性が高いというふうに判断をした場合の対応につきましては、当然、市道の管理担当である都市建設部建設課が窓口になります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 枝が落ちやすい木というのはやっぱり御存じのとおりあると思うんですけども、雨が降ったり、風が吹いたり、その後を見ると枝が落ちていると。明らかに踏んだだけの枝ではなくて、ぶつかっているような枝が見受けられるけども、もし自分がそういうので遭遇した場合に、きちっと相手の所有者、これ市が窓口なんで市のほうで損害賠償の手続とか、これ自分でやらなくてはいけないわけですよね。 ここら辺、やっぱりその所有者が分かっていて、いや、私はそんなこと言われる筋合いはないよとか、こんな大きくなったって私のではないよとか、昔からあるから私は知らないよと、やはりもう建築限界超えた樹木、やはり危険だなというふうに、通学路上にあるもの、ここら辺については早めに広報も出していただいて感じた方もいると思うんですけども、地権者に、所有者に対して連絡するというのも一つの手ではないかと思うんですけども、これやっぱりどのような周知をするのか、お考えはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) いわゆる民有地の樹木等が市道に張り出し、またもしくは落下等のおそれが高い場合につきましては、私どものほうでその当該地権者の情報を取得しまして、当該土地所有者に対して文書にて樹木の剪定や伐採の要請、それから賠償責任の可能性もあるといったことについては通知をさせていただいております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) この広報を見て、本当に自分の土地は大丈夫かと思って見たら、かなりやっぱり出ているんで、すぐ業者に頼んで剪定をお願いした方もいます。片や緊急を要することで、市役所のほうで全部切ってもらっていると。今まで私切ったことないんだけども、全部きれいになっているのは市でやっているから、今さら私言われても困るんだけどなと。 やっぱり平等に切るなら切る、市役所でやっていただけるんだったら全部切っていただく。ある程度危険なところは市でできるけども、大きな木は所有者ですよと、そういう差をつけるのではなくて、やるならやる。 ですから、大きなものについては、また市がやるのではなくて、業者委託して費用は個人負担になりますよと、そういう注意書きもぜひ載せていただいて、やっぱり最終的には個人管理、所有者の責任の下にやっていただかないと、これは大きな差が出ないように、そういう取組をぜひしていただきたいんですけども、ここについてのお考えはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 民有地の樹木の剪定、もしくは伐採につきましては、こちらは当然所有者に管理責任がございまして、原則といたしましては、市では行わないのが原則でございます。しかしながら、先ほど来、お話ししておりますとおり、通行に著しく支障があったり、緊急的な安全確保がどうしても必要だというふうに判断された場合には、必要最小限の範囲内において、市で伐採等を行う場合もございます。 しかしながら、これまでも広報とみさと、市ホームページで例えば賠償責任の関係ですとか、危険性の関係、これらについて法令も交えながらお伝えをしておりますが、より工夫をして、例えば広報とみさとでの掲載の頻度も増やすなど、一層工夫をして周知をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 市民には厳しく建築限界、道路法30条にのっとって、本当に危険ですよと言っていただく割には、公共施設ないですよね。歩道上に張り出している木、もしくは子供たちの通学のときに落ちてくるような樹木、フェンスから出ているような樹木、建築限界を超えている、ないですよね。 ここを早急に調べていただいて、学校とは言いません、公共施設ですから、ここも12月に施設で何件あって、どういう対応をするのか、ここをお聞きしますから、ちょっと次にいきたいと思います。 葉山の危険なS字カーブ、大分地権者からも協力いただいて、広くはなっているんですけども、これがS字から葉山こども園に行くまで数年かかって、向こうから折り返してくると、もう10年以上かかると。ですから、私はこのS字を改良するのが優先ではないかなと思っているんです。まだまだ改良の余地はあると思うんですけども、これについてのお考えはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 当該市道のS字カーブ部分についてのお尋ねでございますが、市長答弁にもございましたとおり、平成18年度、それから平成26年度において、拡幅等の工事を実施させていただきました。しかしながら、その有効幅員が十分に活用されていない、できていないといった部分も見受けられますので、その有効幅員をしっかりと復旧をした上で、外側線の引き直し、それから路面標示等を行いながら、安全対策に努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) まだまだ地権者は協力すると言ってくれているんですよ。ですから、ぜひ交渉しに行って、ここS字危険なので、もう少し協力してもらえないかと、どんどん交渉に行くべきではないかと思うんですよね。そういう取組をぜひしていただきたいなというふうに思っています。 次にいきたいと思います。 20周年記念事業について、私は……いいですか、先。 ○議長(野並慶光君) 先ほどの件数が出たようなので。 ◆(江原利勝君) では、いく前に。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 先ほど江原議員から御質問のございました張り出し樹木の関係で、市から通知を行った件数でございますが、令和2年度におきましては29件、令和3年度8月31日末現在では22件の通知を出しております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 通知を出されているというんで、ちょっと数を確認したかったんです。ぜひまた引き続きお願いします。通知を出さないと所有者の自覚というのも出てくるかと思うんで。 次、教育委員会のほうの20周年記念事業の制服について、特に制服の変更の予定はないというふうに端的に切られてしまったんですけども、私は一つの節目、要するにきっかけ、記念に一つの提案をしているわけなんですよ。 ですから、来年が市制施行20周年、ここについて間に合わせなくてはいけないとか、子供たちにとってどうかと、そういうことを言っているのではなくて、協議の場になればというふうに思って提案しているわけですけども、ちなみに3中学校の現在の制服、教育長はまだ来られてどうかというのはちょっと難しいと思うんですけども、何年ぐらい変えていなかったのかと、それが分かればお願いします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 中学校の制服の変更についてのお尋ねなんですけども、それぞれの学校で生地や図柄など一部変更は過去にはございました。まず、富里中学校の制服なんですけれども、女子においては39年間、変更はございません。男子については、それ以上ということになります。富里北中学校については38年間、また南中学校については35年間、変更はございません。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 教育長、歴代校長は自分の時代にぜひ制服を変えたいと思ったと思うんですよ。ですけども、異動や退職のためにできなかったから、次の校長に託した。みんな悔しい思いでいたのではないんですか。それが積もり積もって三十何年、結局誰もできなかったではないですか。ですから、一つの提案として記念事業、一つの節目にどうですかというふうな提案をしているんですよ。 ですけども、全然変える気もなければ何でもないと、ちょっとそこは協議していただいて、きっかけになればということで、変えなくてはいけないということはないんですよ。いけないことはないんだけれど、この三十何年間、要するにいろんなことを考えたかどうか、要するに不備や不満はあったんですよ。 そして今、××××××××××LGBTQ、そういう問題についても様々な問題があったけれど、校長先生に上がらなかったんですよ。当然教育委員会にも上がっていなかった。そういうことを感じた子供たちはいたと思うんですよ。だから何もないのではなくて不備だとか、そういう問題もあったんですけども、もう三十何年変わらなかったと。要するに教育委員会も学校も気づかなかったと。大きく声を上げること、子がね、できなかった。それはそうですよ、40年前、そういうことを口になんか出せなかった時代かもしれない。 今やもう声を上げることができますし、入学前に保護者に相談して、だって自分が××××××かどうかと分からないわけですよ。いつ変わるかと、本人しか分からない××で悩んでいる子供がいるかもしれない。ですから、やはりそういう今こういう×××××子供たち、だからこそ違和感なく制服を変えることによって、その××対応ではなくて、防犯もそうですし、防寒もそう、性の多様性に対するときが来ていると思うんですよね。 そういうことを考えて、デザインも日本大学、連携協定の中でしてもらえれば、今ブレザーも選択できる、今ボトムと言うんですよね。スラックス、スカート、今までの制服も使えると。もうこういう自由に選べる制服、もうそういうときに来ているのではないですか。 そういうことをぜひ考えていただきたい、その提案をしているわけですから。ここで変更もないと言われているんで、答弁は結構ですけども、そういう提案をしておきますし、実は声は上がっていたんです。そこを認識していただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ちょうど20周年記念の洗心小学校の跡地スケートボードについて、ここ今年の8月のオリンピック、皆さん方ももう一番印象に残ったと思うんです。女子のストリートで金メダル取った13歳の選手、この振る舞い、しぐさ、本当に楽しんで、これからオリンピックを目指すにはスケートボードだと、大人気になっています。 市長答弁で近隣市の状況、要するに近隣市の中でスケートボードパークがあるけども、密集などの課題もあると。よく検証されています。なぜ密集するかと、人気があるからそこのスケートボードパークに行くから密集するんであって、地元は地元で造ってくださいよという声が上がっているのではないんですか。ですから、富里市の子供たちが何人ぐらい近隣市のスケートボードパークに行かれているかと、そこは調査されていますよね、どうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 山室企画財政部長。 ◎企画財政部長(山室俊夫君) 江原議員の再質問にお答えいたします。 スケートボードパークの富里市から他の市町村への利用でございますが、他市町村に照会をいたしましたところ、特に市内、市外どちらが利用しているかについて調査は行っていないと、施設のほうでは行っていないということで、したがいまして、富里市の市民の方がどれだけ利用しているかについては把握できておりません。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 分からないんですよ。分からないけれども、クラックの発生やコロナ禍での密集の課題があると、今、市長が答弁したではないですか。密集の課題があると、密集するに決まっているではないですか。人気があるから密集しているわけでしょう。 ですけども、ここの洗心小跡地については、人々の触れ合いの場、憩いの場、これ拠点づくりになるわけですから、人々が密集しない拠点づくり、これぜひお願いしますよ。閑散とした人々の触れ合い、閑散とした憩いの場をぜひつくっていただきたい。私、密集したらまた一般質問しますよ。これ公式の場でこういうふうに言われたら、密集しない場、ぜひ取り組んでいただきたいと、こういうふうに思いますよ。これはね……いやまだ早いですよ、私、言っていますよ。 ですから、やはり今人気のスケートボードパークを次のオリンピック種目が分からないとかではなくて、やはり時代の流れですから、ここをぜひ取り組んでいただいて、公園や様々な場所で自由にできるスケートボード、それとは違ってぜひ教室で学んで、さらには実践としてパークで練習。また実践としてみたら、次のオリンピック選手が出てくるかもしれない。そういうような取組をしていただきたい。 そして、各市を見ればスケートボードパークはいっぱいありますよ。皆さん、そういうふうに取り組んでいますよ。ぜひ富里市でも取り組んでいただきたかったんですけども、洗心小についてはできないということで、閑散とした人々の触れ合いパーク、人々の触れ合いの場、憩いの場をぜひつくっていただいて、そういうような方向しかないというふうに理解できましたので、非常に残念ですけども、子供たちが地方に行かないように、地域の場で取り組んで、またそのスケートボード、市民の苦情にならないような取組をぜひしていただきたいなというふうに思っております。 次の質問、消防、またイノシシについては質問したかったんですけども、ちょっと時間がありませんで、ちょっとこちら重点的に置きましたので、また次回、また消防につきましては、動きが県のほうから言われてくるということだったんで、その答えを待つしかないんですけど、もしそういう動きがありましたら、ぜひ早めに教えていただきたいなというふうに思っていますので、どうぞよろしくお願いします。 以上で私の質問終わります。 ○議長(野並慶光君) しばらく休憩します。              午後4時20分 休憩             …………………………………              午後4時21分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 会議を再開します。 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 先ほど私の発言の中でLGBTQ、×××××××××××××××××××そこは取り消していただいて、発言の訂正をしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) これで江原利勝君の質問を終わります。 明2日にも一般質問を行います。 本日はこれで一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 明2日は午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。             …………………………………              午後4時22分 散会             …………………………………...